【地域の方が行き交う場所】SUP&ダイニング kūpono

南房総市富浦にあるSUP&ダイニング kūponoさんへ伺いました。
お店のことやオーナーKONoさんの半生を聞いてきました！

お店紹介

南房総市の観光スポットとして有名な原岡桟橋から徒歩1分、原岡海岸の目の前にSUP&ダイニングkūponoはあります。
元は飲食店であり、民宿でもあった店舗をオーナーのKONoさんが買い取ったのが始まり。
SUPの拠点、そして地域の方が行き交うプラットフォームとなってほしいという想いのもと、SUP&ダイニングkūponoは2022年4月にオープンしました。
お店の半分はKONoさん自らのDIYによって、ハワイアンブルーを基調とした可愛い内装になっています。

DIYされた店内

半分は昔の店内をそのまま残してあります。
今まで通ってくれていたお客様が安心してこれからも来ていただけるように、とのこと。
メニューも当時のものをそのまま残していて、この内装からは想像できない定食などのガッツリしたものがメインです。
いわゆる映えメニューのようなものはなく、そのギャップがとてもかわいいなと感じました。

おすすめは冬限定の鍋焼きうどん！寒い中で熱々の鍋焼きうどんを啜る、幸せです。

SUPとの出会い、そして転機

KONoさんがSUPと出会ったのは30代半ば頃。30代に入り運動不足を感じていたときに、たまたま出会った方に誘われて行ったのが最初だそうです。
当時漁協で働いていましたが、泳げず海も嫌いだったというKONoさん。
それでも行ってみたのは、きっと何かのお導きだったのだろうと私は思いました。
SUPは他のマリンスポーツに比べて、自力で海に立っているという感覚が強く、それでいて穏やかで、「一瞬でその魅力に取りつかれてしまった」とKONoさんは言います。
そこからすぐにSUPスクールに入会し、競技への参加やインストラクター資格を取得、今に至ります。
「それまで闇を生きてきたんだけど、SUPと出会って陰と陽が逆転して、出会う人もどんどん変わっていった」この言葉を聞いて、人生って何がどうなるか本当にわからないものだと感じました。
ちなみに、闇時代のお話を聞きながら当時のお写真を見せてもらいましたが、ここに載せてしまうのは野暮ってもんだろ！ってことで（勝手に私がそう思っているだけです）ぜひお店に来て直接聞いてみてください！闇を生きてきたとは思えない、とても優しい方で楽しくお話ししてくれます。

SUPをするKONoさん

KONoさんの想い

SUPを通じて自然のなかにいる気持ちよさを伝えるのはもちろん、インストラクターを養成しその輪を広げる活動もされています。
また、南房総学という南房総市の中学生に向けた地域の魅力を伝え残していくための授業にも参加しています。
「もともと地域に対しての想いや自然に対しての想いが強く、今だんだんとそれが形になって、一つずつパズルがはまっていくような感じ」とおっしゃっていました。
地域の方が行き交うプラットフォーム、そしてKONoさんの想いのプラットフォームとして、これからますます盛り上がっていくSUP&ダイニングkūponoです！

外観写真

まとめ

最後に、お話を聞いていて一番驚いたことをお伝えします。
それは、KONoさんがSUPと出会うきっかけが館山市で行われていた婚活パーティだったということ。本来の目的は果たせなかったそうなのですが、人生を変えるものに出会わせてくれた、婚活パーティの功績ははかりしれないと感じました。
そして、動けば変わるということを体現しているKONoさんのお話を聞いて、とても暖かい気持ちになりました。
SUPはもちろん、ちょっとしたランチやお茶、KONoさんとのお話を楽しみにぜひ一度SUP&ダイニング kūponoを訪れてみてください。
思わぬ出会いがあるかもしれません。

　この記事を書いたのは…

かわなまき

千葉県南房総市出身
大学卒業後、東京の住宅ローン会社勤務、ネパールでのボランティアを経て、帰郷。農業、社会福祉、地域活性に興味あり。「全てを同時進行したい」と、何とも欲張りな私は、クラウドワーカーという新しい働き方を開始しました。そんな私の身近な「もの」「こと」を記事にしていきます！

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