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南房総であじさいの名所といえば日運寺です。2万株がお出迎え!

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南房総で、あじさいの名所といえば、日運寺(勝栄山 日運寺:にちうんじ)です。
境内に、2万株のあじさいが咲きます。散策もしやすく、全年齢の方におすすめします。
ツアーで訪れた方は、また散策に訪れたくなる素晴らしい古刹(*)です。

*古刹(こさつ):古い寺

境内入口の案内板を撮影してから、散策すると便利です。

散策がしやすく、素敵な思い出の写真撮影をお楽しみいただけます。歴史があるお寺なので見どころも多く、入口の案内板を撮影してから散策すると便利です。


入口からあじさいにお出迎えされているように感じます。
あじさいは境内に2万株も植えられていて毎年6月下旬から7月上旬にかけて見事に咲いています。
種類も豊富で、珍しいあじさいをみられるかもしれません。

あじさいだけじゃない!古刹です。
お寺の由来と、仁王門について

あじさい寺を調べている時に、「広報みなみぼうそう 2018.4」を読みました。
日運寺の由来、また、このお寺の最初の見どころである仁王門について解説されていたので引用します。
もちろんあじさい観光と風景だけを楽しむのもよいです。

日運寺はその昔、勝栄坊(しょうえいぼう)という真言宗の堂でした。文永元年(1264)に父の墓参りと母の病気見舞いのため房総に帰ってきた日蓮上人(にちれんしょうにん)が、勝栄坊に立ち寄った際、当時の住職であった行然法印(ぎょうぜんほういん)が日蓮の人徳と説法に敬服し、日蓮宗に改宗したと伝えられています。
その後約300年後の元亀元年(げんきがんねん)(1571)に、正木時道(まさきときみち)が勝栄坊を再興して、日運寺と称し、今日にいたっています。

仁王門は、日運寺境内の入口にあり、享保(きょうほ)11年(1726)に建築されたものです。
屋根は当初茅葺(かやぶき)でしたが、昭和(しょうわ)55年に、銅板葺き(どうばんぶき)に改修されました。
全体的に装飾は少なく、彫刻が素朴で、建築年代の特徴をよく表しています。

平成29年度に木材塗装の修理をおこない、きれいな朱色に塗り替えられ、建築当時の姿を想起させられます。
(「広報みなみぼうそう 2018  4  No.145」より引用)

市の指定有形文化財(建造物)の日運寺仁王門(にちうんじにおうもん)は、仁王像と阿形像が安置されています。通る時に天井画もみるのをお忘れなく。


まとめ

ご住職と檀家・住民・ボランティアのお手伝いで、境内のあじさい他は丹精込めて育てられています。
4月には下草とり、咲き終わると2018年7月21日に花切りを行いますが、はさみ持参でどなたでも参加できます。
拝観料は無料です。とはいっても、大勢のかたが観光に訪れトイレの利用もされます。
あじさいに感動したかたはお賽銭をいつもより少し多めに拝観をしていただけるといいと思いました。


【あじさいまつり 加茂区・加茂老人クラブ・日運寺あじさい祭り実行委員会主催】
加茂地区のあじさいまつりが6月10日(第2日曜日)にあります。
場所は境内横の公園
時間は10時から15時
要参加費大人1,000円当日本部へ、子供は無料。
地元のお祭りのため、団体は不可・少人数の受け入れの支度があり
ステージでカラオケ・ビンゴゲーム・有志による舞踊
おにぎり・やきそば・とん汁・飲み物あり

【日運寺所在地】
〒299-2525
千葉県南房総市加茂2124
電話0470-46-2196

  • P有(無料)
  • トイレ有
  • 御朱印有 本堂右側の建物(有料)

 この記事を書いたのは…

CAT SEA KURO
CAT SEA KURO
東京都文京区出身
南房総の海と猫をこよなく愛するCAT SEA KUROです。
母の介護で完全移住14年。先住の猫たち母も順番に看取り、現在は海岸で出逢った保護猫2匹を家族に迎え夫婦で暮らしています。

自分IT化と在宅ワークができるかと、新しい働き方講座を受講したのに、いきなりWEBライターデビュー。修了後、私のスキルでは未熟です。

第2章 チーム南房総が誕生しました。南房総ex-pressの活動を通し実践しながら仕事も覚え、いい仲間がいるという心強さ。最短スキルアップを目指します。
夢は南房総で生涯現役のお仕事ができることです。

人生は思い描いたようにいかないこともあり、流されてみたら、こんな展開も面白い。田舎暮らしは人とのかかわりで、楽しさが加速します。どうぞよろしく。

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