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沼にハマった御朱印ハンターが行く! 神社仏閣巡り【能蔵院(1)】

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神社仏閣に『参拝した証』としてもらえる御朱印。近年では個性が溢れる御朱印が多くなっています。私も何の気もなしに頂きはじめた御朱印…いつのまにか御朱印集めの沼にハマってしまいました。
「ユニークな御朱印に出会いたい」と神社仏閣を巡る中、…灯台下暗しだったか! 私の住まう千倉町に、ワンランク上の御朱印がもらえるお寺がありました。その名は、能蔵院。『東国花の寺百ヶ寺』の一つでもあります。

その(1)では、能蔵院の御朱印や御朱印帳について詳しくご紹介します。

数ある御朱印から自分好みのものが見つかるかも?!

限定御朱印 灌仏会【竜王】

大胆な力強い筆のタッチ、書道をたしなんだ人なら分かる、どこか他とは違う独特な筆運びと洗練された書体。
ここ能蔵院の御朱印は、御朱印のガイドブックにも多数掲載されています。この御朱印に魅了され、毎月遠方から訪れる常連さんもいるほど人気があります。
その理由の一つは、バリエーションが豊富なこと。

受付には御朱印がずらりと並び、いったい何パターンあるのだろうかというほど多種多様にあります。数えてみるとなんと10パターンもありました。
(1)飯縄大権現  300円
(2)弘法大師   300円
(3)地蔵菩薩   700円
(4)守り仏御朱印(生まれ年の守り本尊の梵字) 500円 
(5)東国花の御朱印              500円
(6)住職におまかせ御朱印           1,500円
(7)特別おまかせ御朱印                          2,000円
(8)極上おまかせ御朱印            3,500円
(9)月ごとの花暦ご朱印            1,000円
(10)限定御朱印                                 ?円(期間も金額も謎)
(年間を通してある一般的な御朱印 は (1)~(3)、それ以外は書画が毎回変わります)

ご住職はハケや7連の筆などの特殊な筆を使い、”風”をイメージしてあの独特な書体を作り出しているそうです。
ご住職が真言(お経)を唱えながら御朱印帳にお書き入れしてくださる間、心の中では、水を打ったような静かな時間が流れます。真摯に向き合って書いていただける、とてもありがたい御朱印なのです。

受付で御朱印の説明を聞いて、どれが自分にしっくりくるかじっくり選んでくださいね。

ワンランク上の御朱印をゲットしよう!

しかし気になったのは、御朱印帳(6)(7)(8)。御朱印ファンの血を騒がせる”おまかせ”とは、いったいどのようなものなのでしょう?
”おまかせ”とは、ご住職におまかせして書いてもらえるものだそうです。しかも”おまかせ”に【特別】や【極上】があるということで、これはもう自分で確かめてみずにはいられませんね。

その他、ご住職やご住職のお姉さんの気まぐれで企画している、(10)の限定御朱印には漢(をとこ)御朱印住職にまかせない御朱印という興味深いものもあるので、能蔵院のインスタグラムを要チェックです!

今年6月までの限定だった漢(をとこ)御朱印は、住職が滝行している様子を表現した掛け軸風の御朱印。床の間に飾りたくなります。
この滝行の絵は、ご住職のお姉さんが消しゴム判子で作っているというから驚きです。

をとこ御朱印

限定御朱印 漢(をとこ)御朱印

さらにGW期間限定であった住職にまかせない御朱印とは、自分で『日本の密教カード』をひいて、自分が引き寄せた仏様をご住職に書いてもらう自分だけの御朱印だそうです。仏様から自分へのメッセージが受け取れ、学びが深まるようです。

ワンランク上の御朱印を求めている方には、掛け軸のような御朱印や自分だけの特別な御朱印が魅力的ですね!

ここには規格外なサイズの御朱印帳がある!

こちらには今まで見たこともない大きな御朱印帳があるそうで、見させてもらいました。その名も『Bigり!陰陽御朱印帳』
クスッと笑ってしまいたくなる名前ですが、測ってみると大きさは33cm✖️23cmもあって、その名の通りでした。
金と銀二種類の表紙があり、一冊10,000円と、とてもゴージャス。限定50冊で販売していましたが、現在銀色の表紙のみ残り数冊だそうです。

Bigり!陰陽御朱印帳

一体どうしてこんなに大きいサイズにしたのかをご住職にお聞きすると、「自分の思っている仏様の世界観を、限られた範囲内だけでなく、もっと自由に幅広く表現してみたい」と思っていたら、こんなに大きな御朱印帳ができてしまったそうです。

もちろん、一般的なご朱印帳も3種類あります。


1段目: 3,500円(黒表紙、中の紙は白地、横開き)※紫表紙もあります。この写真には載っていません。
2段目左:6,000円(黒表紙、中の紙は黒地、横開き)
2段目右:5,000円(赤表紙、中の紙は白地、縦開き)

どれも刺繍屋さんの御朱院帳専門店で仕立てられた立体的な刺繍が入っていて高級感あふれています。こんな素敵な刺繍の入った御朱印帳を持って参拝してみたいですね。

⚠️マナー:御朱印は『参拝した証』です。まずはご本尊や神様にお参りしてから納経所(受付)でいただきましょう。
⚠️納経の時間や日程は、能蔵院のインスタグラムで最新情報を確認してから行かれるといいでしょう。

まとめ

紹介してきた御朱印は、ご住職夫婦とお姉さんの3人で考えているそうです。3人の力が1つになった御朱印だからこそ、こんなにも人を魅了するのかもしれませんね。
ぜひ、あなた好みの御朱印を探しに、能蔵院を訪れてみてください。

【能蔵院(2)】の記事では、その(1)で紹介しきれなかった能蔵院の魅力について紹介しています。合わせて読んでみてくださいね。



〈能蔵院の情報〉

●ご本尊=大日如来
                 飯縄大権現(いいづなだいごんげん)
●宗派 =真言宗智山派
●お寺の恒例行事
○火渡り  毎年2月11日
○万燈会  毎年8月13日

住所:千葉県南房総市千倉町忽戸146
TEL:0470-44-0588
公式サイト https://www.seiryuzannz.com/
Face Book : 東国花の寺 青龍山能蔵院
Instagram : 能蔵院  →@nouzouin
能蔵院_姉      →@nouzouin_ane
能蔵院_姉のイベント  →@shinge_rin
御朱印一覧      → @nouzouin_gosyuin

 この記事を書いたのは…

shouji naomi
香川県出身。
只今子育ても半ばにさしかかり、40代からやりたいことを仕事にしたいと一念発起。
プロカメラマンに師事しながら、駆け出しカメラマンとして千葉県南房総市を拠点に“カメラで地域おこし”をテーマに仕事している。人との出会いを大切にし、人との輪をつなげるお仕事ができたらいいなぁと思っています。
ライターとしても、“地域おこし”ができるのではないかと猛勉強中。

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