南房総のいちごが旬を迎えました。
1月から2月は、南房総のいちごが最もおいしくなる季節です。「寒い時期の苺の方がじっくり味が入っておいしい」と、いちご作りに携わるスタッフが教えてくれました。
房総半島最南端にある白浜いちご狩りセンターを紹介します。
1,白浜いちご狩りセンターの【基本情報】
●いちご狩りできる期間
12月末〜5月大型連休頃まで。
時間 9:00〜15:00
●食べ放題時間
40分間
●料金表
※令和6年2月の時点。年によって料金が変わることがあります。
期間 | 小学生以上 | 3歳〜未就学児(小学生未満) |
1月10日〜2月29日 | 2500円 | 1800円 |
3月1日〜3月31日 | 2200円 | 1500円 |
4月1日〜5月中旬 | 1900円 | 1200円 |
●予約 必要
※立ち寄りでも連絡してからがオススメです。
●いちご狩りできる種類は 約8種類
白いちご・とよのか・章姫(あきひめ)・やよいひめ・あまえくぼ・おいCベリー・紅ほっぺ・かおり野(かおりの)・もういっこ
●施設内の案内板
施設内には9棟のハウスが連なっています。案内板を見て、お目当ての苺を探しましょう。
2,白浜いちご狩りセンターのここがいい!
【1】幅広い年代でいちご狩りを楽しめる
白浜いちご狩りセンターは『小さいお子さんからご高齢の方まで安心していちご狩りを楽しめること』をコンセプトとしたいちご狩り施設で、次のような工夫がされています。
◎高設栽培 … 胸の高さで苺が採れるように工夫しているため、腰に負担がかかりにくくなっています。膝の高さでも採れるようになっており、どちらでも採りやすい高さで苺を選ぶことができます。
◎バリアフリー … 車いすやベビーカーも通れる幅広のスペースがあります。
◎障害者用トイレ … 障害者用トイレが用意されています(※白浜のみ)。
◎シートが引いてある … ハウス内は凸凹が少なく、全面シート張りのため、土に触れずに歩けます。
足が不自由な方や車椅子の方も、ベビーカーに乗ったお子様も、誰もが楽しめます。親子三世代でいちご狩りを楽しむこともできますね!
【2】雨でも予定変更しなくていい
お天気が急に変わっても、ハウスの中ですから雨風の心配がありません。安心して旅の計画に入れることができます。
【3】いろいろな種類のいちごを食べ比べできる!
約8種類のいちごの中から、自分好みのいちごを探してみましょう。スーパーではなかなか売られていない品種もあるからうれしい‼︎
白浜いちご狩りセンターで楽しめるいちごの、それぞれの特徴を紹介します。
①章姫(あきひめ)・・・大ぶりで艶やかな赤い実。糖度が高くすっぱくないので食べやすい。果実のやわらかさが人気。
②紅ほっぺ・・・濃厚な食味と形の良さが魅力。果実の内部まで赤いのが特徴。実がぷっくりしている。
③かおり野(かおりの)・・・果実が大きく酸味が少なくジューシー。さわやかな甘さが魅力。一番の特徴は、名前の由来にもなった上品な甘い香り。
④おいCベリー・・・7粒食べると一日分のビタミンCが摂れるというほどビタミンCが豊富。食味も優れている。
⑤やよいひめ・・・平均的に20gと大きい粒で、上品な薄紅色が特徴。甘味と酸味のバランスがよく、日持ちする。名前の通り3月(弥生)くらいが一番おいしいとされる。
⑥あまえくぼ・・・実は固く果肉は柔らかい。糖度が高く酸味もあり、コクがある。
⑦とよのか・・・大きめで鮮やかな赤色。「豊の香」と表記され、とても香りが豊か。酸味と甘みのバランスが良くジューシー。
⑧もういっこ・・・大粒の果実と爽やかな甘さが特徴。その甘さには、“ついついもう一個”と手を伸ばしたくなる魅力がある。
⑨白いちご・・・市場ではあまり見られない白色のいちご。酸味と甘味がちょうどいい品種。
=ひとくちメモ=
完熟しても果実が白いので、食べ頃を見分けるには分かりづらいのですが「種が赤く、白い実がほんのりピンクに色づいたら食べ頃」だそうです。
★スタッフ直伝おいしい苺の選び方はー
完熟一歩手前のものがいいらしいです。その見極めはこの3つ!
●ヘタが反り返っているもの
●ヘタの下まで苺が赤くなっているもの
●少しひび割れが始まっているくらいのもの
この3つをクリアした苺は、う〜ん、確かに甘い‼︎というおいしさでしたよ。
みなさんも、よ〜く目を凝らして見つけてみてくださいね。
3,思い出を写真やお土産にして持ち帰ろう
◎苺づくしのフォトスポットあり!
入り口のすぐ近くに、写真撮影用のスポットがあります。ベンチにいちごのクッションが並び、スタッフお手製のいちごの帽子やカチューチャ、サングラスも!
いちごに囲まれた写真が撮れます。スタッフ手作りのおもてなしがうれしいですね。
◎お土産にー
・苺のパック 1パック 880円(2024年2月時点。今後は価格変更もあり)
今回並んでいた苺は、水分が少なめで果実が硬く、長持ちしやすい、お土産として優秀な『紅ほっぺ』と『やよいひめ』でした。
いつも手入れをしているスタッフが、粒の揃った新鮮なおいしい苺をパック詰めしています。苺だけを買いにくるお客様も多いのだそうですよ。
・冷凍いちご (2024年2月時点。今後は価格変更もあり)
その時たくさん採れたいちご
500g ー 740円
1Kg ー 1,480円
保冷剤と保存袋つきで、うれしいこの値段。
大量に保存でき、後でいろいろな調理法にして食べられてコスパ良し!ジャムにもスムージーにも、ババロアにしてもいいですよね。
●まとめ●
「手に取りやすい高さで無理なく採れて、しかも種類が豊富でおいしい苺がいっぱい食べられる」と、リピーターが多い白浜いちご狩りセンター。
苺がいち早くおいしくなる房総半島最南端の白浜町へ、出かけてみませんか?
〈店舗情報〉
房総フラワーライン410号沿いに苺の赤いのぼり旗が立っているので、こちらを目印にしていくといいですよ。
(株)たんぽぽ農園 白浜いちご狩りセンター
住所:千葉県南房総市白浜町白浜14736
TEL:0470-38-5145
HP:http://tanpopo-nouen.com/
休み:不定休
予約:必要
※HPから予約できます。
大型駐車場あり。
この記事を書いたのは…
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香川県出身。
只今子育ても半ばにさしかかり、40代からやりたいことを仕事にしたいと一念発起。
プロカメラマンに師事しながら、駆け出しカメラマンとして千葉県南房総市を拠点に“カメラで地域おこし”をテーマに仕事している。人との出会いを大切にし、人との輪をつなげるお仕事ができたらいいなぁと思っています。
ライターとしても、“地域おこし”ができるのではないかと猛勉強中。
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