自然いっぱいの南房総。海だけでなく、田畑が広がり緑に囲まれたのどかな里山の風景も、南房総の魅力のひとつです。 里山をドライブする他県ナンバーの車、風を切って走るサイクリストやバイカーの姿に出会います。
そんな方々にもおすすめ!私がドライブ中に見つけた、山の中の牛たん屋さんを紹介しましょう!
こんな里山に牛たん屋!?
館山方面から、県道88号富津館山線を進み「道の駅 三芳村 鄙の里(みよしむら ひなのさと)」を過ぎてしばらく行くと小さな看板が…うっかりすると見過ごしてしまいそうです。
いくつか行くルートがあり、細い山道もあるので、できたらナビを設定して行きましょう!
ちなみに、夜は街灯が少ないので注意が必要です。
「牛たん 市川 藏(くら)」大きな看板。手作りの文字が可愛い!
駐車場に車を停め、お店まで歩く道のりに期待で気分がわくわく! 素敵な景色が目に飛び込んできます。
建物の第一印象は… 「牛たん屋さんらしくない!」「本当にここで食べられるのか?」 謎と不安が頭をかけ巡ります。
外観は、個人宅の一軒家のたたずまい。玄関を入り、靴を脱いで上がった先は、やはり個人宅のリビングに来たよう!先に厨房が見えることでお店なんだと認識できます。
素敵なオーナー夫妻が「いらっしゃいませ」と、元気な声で迎えてくれます。
山里で食す「牛たん&ビーフシチュー」
メニューを見ると確かに、牛たんの文字。
「確かに食べられる!」少し安心。おまけに、ビーフシチューの文字も。
なんと!私ごとですが、この世で好きな食べ物ベスト5に、牛たんとビーフシチューがランクインしています。(笑)
この二大メニューを一緒に食べることができるお店は貴重!まして、南房総の里山で…
移住後、牛たんもビーフシチューも食べる機会がなかったので嬉しいかぎり。
(残念ながら未開拓でした。)
写真は、1.5人前。
いつも東京で食べていた、某牛たんチェーン店よりカットが厚め。十分な噛みごたえ、でも固くない。絶妙な塩加減!満足するボリュームです。
しかも安い!東京ではなかなかこの値段で食べることはできません。
セットのテールスープは、しっかりと出汁が出ていてやさしい味わいです。
キムチは自家製。辛味の中にも深い旨みが感じられます。
ビーフシチューも時間をかけて煮込まれていて、お肉はやわらかく深い味わいです。
パンにもご飯にも合うおいしさです。
野菜は自家栽培の無農薬なので新鮮安心。トマトがすごく甘くて濃い味。感激しました。
他に牛たんカレーやハンバーグも!みんなが大好き定番メニューも食べてみたくなりました。
なんと!アットホームな一棟貸宿泊施設もあり!
「牛たん 市川 藏」はレストランだけでなく、建物丸々一棟貸切ることができる宿泊施設が併設されています。空いていた建物をリフォームして、宿泊施設にしたそうです。
(写真中央建物がレストラン)
「西の谷宿 藏(にしのやど くら)」(写真左)
実家に帰ってきたような懐かしさを感じるたたずまい。 田舎の日常生活が体験できます。
「EAST ROG HOUSE 藏(イースト ログハウス くら)」(写真右)
木のぬくもりを感じることができるログハウス。 深呼吸したくなる空間に癒やされます。
ドッグランやバーベキュースペース、石窯オーブンもあります。
小さなお子さんや、ワンちゃんがいて宿泊を躊躇してしまう方にもおすすめ。
駆け回っても、大きな声を出しても迷惑になりません。
「ゆっくりできる」と年に数回訪れるリピーターさんもいるそうです。
都会の喧騒、日常生活を忘れて、みんなで自然を満喫することができるでしょう。
まとめ
南房総に来て、海の幸に飽きたら… ドライブやツーリングの途中でお腹がすいたら…
ぜひ立ち寄ってみることをお勧めします。
里山で牛たんが食べられる驚きとおいしさ。きっと気に入ることでしょう。
また、オーナーご夫妻とのおしゃべりも楽しいひととき。初めて訪れたのに気さくに声をかけてくださり、心なごみます。移住経験者の貴重なお話や地元の情報なども聞くことができました。 たまには、地方在住者との人情味あふれる会話も良いものです。
「また南房総に来たい!」そう思っていただける…貴重なお店です。
牛たん 市川 藏
〒294-0805 千葉県南房総市下滝田127-7
TEL&FAX 0470-29-5178
営業時間:11:00~14:00 17:00~20:00(夜は要電話)
営業日:土・日曜日(祝祭日は営業)
http://kura-minamiboso.com/
※宿泊施設は、料金がプランにより異なりますのでお問い合わせください。
この記事を書いたのは…
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茨城県出身。
「いつか、海が見える場所で暮らしたい!」ついにその夢が実現。2017年2月南房総鴨川市に移住しました。毎日、大きな青い海に癒やされています。
年に数回は訪れるほど南房総大好きな私が、移住の決め手となったキーワードは「食、花、温泉、海、自然」
自分の体験とともに、南房総の魅力を発信できたらと思います。
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