あなたは、いま日常生活のなかで考えごとをしたり、ゆったり気持ちを落ち着けるような『自分時間』を取れていますか?
仕事や家庭のこと、ご近所やお友達付き合いなど、毎日充実しているからこそ、自分ひとりの時間が欲しくなるんですよね。
そんな『自分時間』を過ごせる、鴨川の地元民に愛されるカフェ「カルトーラ」をご紹介します。
リセットする『自分時間』をつくれるところ
「カルトーラ」は、国道128号と長狭(ながさ)街道の交差点「長狭高校前」のすぐ近くの建物2階にあります。1階が理容室「ヘアーオフ」で建物左側のピンク色のらせん階段を上り、ガラス扉を開けると、ユニークでちょっと不思議なインテリアや雑貨が並ぶ空間が広がります。
「ぼーっとしてみたり、気持ちを切り替える時間をつくれるような場所でありたい。」と言うのは、カフェのマスター、卜邊 一(うらべ はじめ)さん。
お昼休みの限られた時間のなかでのランチではなく、飲みものやスイーツを充実させて、気持ちにゆとりができるメニューに重点を置いています。
マスターは、お店の近くの長狭高校を卒業した地元鴨川出身。カフェに来るのは、地元に住むなじみのお客さんが多いらしいけれど、入りづらさは全くないので、初めてでも大丈夫です。これから『自分時間』を過ごせる場所として、通ってしまいましょう!
季節の素材を使ったマスター手作りのスイーツ
このカフェに来たら、スイーツを食べましょう!季節の素材を使ったタルトやケーキは、全てマスターの手作りです。いちじくや栗、レモンや柚子など地物が手に入る素材は、鴨川産を使用しています。
今回オーダーしたのは、私が焼き菓子の中で大好きな「エンガーディナー(キャラメルナッツタルト)」単品550円 ドリンク付き870円。ねっちりとした香ばしいキャラメルヌガーと、クルミ、アーモンドなどのナッツのカリっとした食感、サクッとしたクッキーのハーモニーが至福な時間へと誘います。
「焼き菓子は、仕上がりがダイレクトに出る。ごまかしがきかず安定しないけれど、さまざまな表情が出るからこそ、喜んでもらえます。」と、マスターの話す焼き菓子は、個包装になっているので、お土産にもできます。
こんなにおいしいの!アボカドのイメージ変えちゃった
お腹が空いていたので、オーダーしてみた「アボカドツナトースト」単品650円 ドリンク付き980円は、衝撃でした。これまで私は、アボカドをあまり好んで食べませんでした。なぜなら“森のバター”と呼ばれるように、果実なのに脂肪分が含まれていて、味は青臭いイメージ・・・。ところがこの「アボカドツナトースト」は、あまりのおいしさに目からウロコ、アボカドのイメージが大きく変わりました!
つぶしたアボカドとツナと玉ねぎを辛子マヨネーズで和えて、食パンにのせてこんがりとトースト。ひと口食べると、ふわっとクリーミーなアボカドに、シャキっとした玉ねぎ、味を引き締める辛子マヨネーズ…そしてサクッとしたパンのバランスが最高にウマい!「おいしい」ではなく、あえて「ウマい」と表現したいくらい、私にとっては衝撃のおいしさだったのです。
ちなみにトーストに使う食パンも、マスターの手作りです。スイーツがウリではあるけれど、食事系メニューも工夫が凝らされていて、どれもていねいにドリップされたコーヒーとの相性は抜群です。
まとめ
季節により変わるスイーツを楽しみに行くのもいいですね。ぜひ素敵な『自分時間』を過ごして、お店を出るころには、リフレッシュした自分で日常へと笑顔で帰っていけますように。
3日以上前に予約をすれば、お誕生日ケーキなどのホールケーキも注文を受けているそうです。
(注:価格は2018年9月取材時のものです)
カフェ カルトーラ
営業時間 11:00~19:00
定休日 月・火曜日
TEL/FAX 04-7092-2009
所在地 千葉県鴨川市横渚261-1 シャインビル2F
公式サイト https://cafe-cartola.jimdo.com/
Facebook https://www.facebook.com/cafecartola/
駐車場 建物前左側に2台分あり
この記事を書いたのは…
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東京都中野区出身。
2016年春に夫のサーフィン好きから出産と同時に、神奈川県川崎市から南房総市に移住。初めての子育てと慣れない田舎暮らしに、1年以上悩みました。
長年してきたスイーツの企画の仕事もしづらくなり、知り合いも少なく孤独を感じることもあったときに、試しに参加してみた南房総市主催「新しい働き方講座」で、WEBライターについて学ぶ。講座で互いに学び合い、支え合う仲間と出会えたことで、ここでの生活が楽しくなってきました。
仲間から教えてもらった南房総の魅力を知る一方で、地域課題について関心が高まりました。南房総に移住してきて、都会との感覚の違いや、情報の少なさ・古さに気づき、自分たちが感じた不便さを少しでも解消できたら、きっと誰かに喜んでもらえる…。そんな思いで、『南房総ex-press』をつくりました。
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