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房州 びわ農家からのお便り 「厳しい中でもがんばっています!」

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2020年4月現在、新型コロナウィルスの感染拡大は収まらず、心配することが多い日々が続いています。
そんな中でも南房総の春は美しく、この地に移住してきて本当によかった、と思うライターのあわみなこです。
日中の気温が20度を超えるようになり、春というよりもう初夏…と感じたある日。
ふと思いました。
「今年は、いつものおいしい『びわ』が食べられるだろうか?」
昨年、南房総は大型台風に見舞われ、2度大きな被害を受けました。房州びわの状況や如何に?
びわ農家の方にお話をうかがいました。

びわ農家 N氏のお便り

うちの枇杷の収穫量は台風の影響で例年の3割程度になりそうです。
というのも、台風で木が折れてしまったり倒れてしまったりして、実入りが少ないというよりは木自体が少なくなってしまったからです。

うちではハウス栽培はしていませんが、ハウス栽培をしている農家さんは「修理が大変だった」「ハウス栽培は諦めた」というところが多いです。

「枇杷狩り」と「直売(市場に出荷含む)」の売上が枇杷農家の収入になります。大きな農家だと「枇杷狩り」が主な収入源になりますが、今年は新型コロナウィルスの影響でお客様の来訪が見込めません。市場価格は収穫量が減少したのに価格が上がらず、農家としては厳しい状況になっています。観光客が減ったため直売所でも買い手がつきにくく、価格が安くなってしまうのです。

今年は気候に恵まれています。大粒な実は取れそうですが根の影響(倒れてしまっても実をつけるものもある)で「甘い、すっぱい」のいわゆる当たり外れが大きい出来になりそうだ、と予想しています。

うちでは今年は売るほどの収穫が見込めず、採れたものの甘さや数、木の痛み具合の確認をする年になってしまいそうです。

倒れた木です根っこが持ち上がってしまいましたが何とか枯れずに生きているという状態です

こちらも倒れた木。実はこの段は全てこういう状況。一応袋がかかっているのが良い実なのですが地面に近いとイノシシの被害が出やすく、温度からか腐りやすくもあるので難しいところです

折れてしまった木から出た新芽。枇杷農家は現在高齢化が進んでいるので悩ましいといっている方も多いです。2、3年で実をつけるようになりますが、元の樹木になるには15〜20年以上かかります。また幹の途中から生えているので完全に元には戻らないというのが辛いところです。

大粒の袋をかけてない実です! 5月前にこの大きさ。普段なら期待大!なのですが‥


袋がついているのが枇杷の実。無事な木ほど袋がたくさんかかっています!


折れてしまっても新たに芽吹く芽や倒れて根が露呈してもしっかり実をつける枇杷のように諦めず腐らずに今年は被害のあった山をしっかりと整地し、新型コロナウィルス問題が収束した後、美味しい枇杷を食べていただきたい‥と思います!

(写真はすべてN氏より提供)

がんばれ! びわ農家

南房総ex-pressでは、びわのWeb販売の情報が入り次第、ご紹介します。
あまたの困難を乗り越えたびわの木に、少しでも多く実りがありますように!

 この記事を書いたのは…

あわみなこ
あわみなこ
千葉県松戸市出身
長らく東京でOLをしていましたが、2014年に東京から南房総市へ移住。今は、パソコン個人指導、事務代行、ホームページの作成、クラウドソーシングなど、できることはなんでもやってサバイバル中。
「自分が自分のボスであること」をモットーに日々過ごしています。
ライターの仕事を通してこの地域はもちろん、世界中の人々とつながって生きていきたいと思っています。趣味はブログ、ヨガ、読書など。
(Webサイト)
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