南房総で母の日のカーネーションを買うなら道の駅がベスト！

5月第2日曜日は『母の日』です。母の日のプレゼントで思い浮かぶものといえば、「カーネーション」ですよね。
あるアンケート調査でも、母の日のプレゼントに約50%の人が「お花を贈る」と答えています。

花の栽培が盛んな南房総で、この時期ピークを迎えるのがカーネーションです。
そのほとんどは、東京や神奈川などの都市部に出荷され、生花店などで販売されます。
いっぽう生産地だからこそ、新鮮で良質なカーネーションをお得な価格で購入できる場所があります。
それは、南房総エリアの道の駅です。昨年の母の日前日と、今年の情報を合わせてご紹介します。

花束も鉢植えも、お手頃価格！発送も可能

昨年（2018年）母の日前日、道の駅ローズマリー公園内の「はなまる市場」では、カーネーション売り場を大きく展開していました。

店の前には、花農家さんが軽トラック横づけでカーネーションの鉢植えを直売中。生産者の顔と名前が見えるカーネーションの鉢植えが、500円です。
店内にも鉢植えの他に、花束もアレンジメントも販売されていますが、どれもお手頃価格でびっくりします。

私が南房総に住みはじめてから、ここ道の駅ローズマリー公園で母の日のカーネーションを見て、まず価格に驚きました。
以前東京や神奈川にいたときは、大手通販会社や有名フラワーショップが運営するネットのギフトショップで、5,000～7,000円予算で購入していたからです。
ここなら花代に送料を加えても半額以下でおさまってしまいます。

翌日贈った母から電話がきて、花の状態を聞くと、「お花もちゃんと咲いてて、新鮮で長持ちするよ」とのこと。
それからというもの、2年連続してローズマリー公園で購入し、母に贈っています。

生産者が直接納品するからこそ新鮮、長持ち

南房総市内には、「道の駅ローズマリー公園」以外にも花を販売している道の駅が複数あります。なかでも、東日本最大の「カーネーション団地」を有する富浦町にある「道の駅おおつの里　花倶楽部（以下：おおつの里）」でカーネーションのことを聞いてきました。
「おおつの里」をはじめこの近辺の道の駅で販売される花は、生産者が直接納品しにきます。摘み取ってから短時間で店頭に並ぶので、とても新鮮です。
いっぽう一般的な流通経路である、市場を経由して店頭に並ぶ場合は、摘み取ってから3日くらいかかることも。その間に花にストレスがかかり、日持ちが短くなってしまうそうです。

また、市場には花農家の名前が印刷された箱が並ぶなかで、『この人の花なら間違いない』と、花農家の名前を見て価格が決まることも。いってしまえば、“ご指名花農家”の花は、これまでの品質を信頼してブランドとして扱われるようです。
そんなブランド花の生産者が、「おおつの里」周辺にもいて、イベント時には直接納品されることもあるそうですよ。

自分で選んで摘み取りしたカーネーションを贈れる

花に特化した「道の駅おおつの里　花倶楽部」には、花園がありカーネーションの花摘みができます。自分で選んで摘み取ったカーネーションをプレゼントにするのは、より特別感がありませんか？1本100円で摘み取りができますが、摘み取れる花が無くなったら終了です。

（上の写真は、GW前の4月25日に撮影しています。）

花園の花が咲き誇ってくると摘み取られ、花束に仕立てられ販売されます。この日は、カーネーションが5本入って300円でした。（母の日直前の相場では、価格変動があります）

さらに5月11日～5月12日の2日間、母の日企画として「フラワーアレンジメントづくり体験」が行われます。カーネーションを中心にアレンジメントして手作りの花束を母の日に贈るのはいかがでしょうか？体験料金は1,000円で、各日30名までなので、早めの参加がおすすめです。
詳細は、こちら

まとめ

正直にいうと、道の駅に並ぶカーネーションは、有名フラワーショップのようにハイセンスなアレンジメントやラッピングではありません。けれども、新鮮で日持ちのするオーソドックスなフラワーギフトとしては十分な価値があるでしょう。
母の日前日や当日は、早い時間に売り切れてしまうかもしれません。お求めなら早めの時間に行くことをおすすめします。

（注：価格も含め情報はすべて、取材時のものです。）

　この記事を書いたのは…

choco-love

東京都中野区出身。
2016年春に夫のサーフィン好きから出産と同時に、神奈川県川崎市から南房総市に移住。初めての子育てと慣れない田舎暮らしに、1年以上悩みました。
長年してきたスイーツの企画の仕事もしづらくなり、知り合いも少なく孤独を感じることもあったときに、試しに参加してみた南房総市主催「新しい働き方講座」で、WEBライターについて学ぶ。講座で互いに学び合い、支え合う仲間と出会えたことで、ここでの生活が楽しくなってきました。

仲間から教えてもらった南房総の魅力を知る一方で、地域課題について関心が高まりました。南房総に移住してきて、都会との感覚の違いや、情報の少なさ・古さに気づき、自分たちが感じた不便さを少しでも解消できたら、きっと誰かに喜んでもらえる…。そんな思いで、『南房総ex-press』をつくりました。

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