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子どもといける絶景プチ登山ノート【1】おんだら山(南房総市千倉)

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かつては登山が趣味で山ガール?!だった私。子どもが生まれてからは、同じく山好きの夫とともに、南房総の山を子どもを背負って登山したり、景色のよい所へお弁当持ってピクニックに行ったりしています。最近はお友達親子と遊びがてら行くことも多いです。

そんなこんなで、南房総の海や山を一望できる絶景スポットへ、子どもと一緒にいけるルートのリストが増えてきたので、「みなぷれ」でこれから紹介していきます!

子どもも楽しめて、ママたちにも癒やしになるようなお散歩感覚の山登り。登った先にはご褒美のような風景が待っています。山の魅力に出会うきっかけになりますように。

里山を見晴らす絶景に会える「おんだら山」

今回は、千倉にある「おんだら山」を紹介します!

おんだら山とは?
南房総市千倉町川戸にある、標高100mほどの里山。「おんだら」とは房州弁で「俺たち」を意味する言葉。地区の「たのくろ里山保存会」の方々が15年も前から愛情をかけて整備しています。

             

晩秋のある日、子どもたちが同じ年のお友達親子と登りました。
駐車場に車をとめたら、赤ちゃん達はベビーカーへ。そう、おんだら山は頂上付近まで道が舗装してあるので、ベビーカーで行けちゃうのが魅力。お弁当の入った荷物も乗せられるので楽チンです。

ここからおんだら山の入り口までは民家の脇の平坦(へいたん)な道を徒歩5分(子どもとなら10分)。

娘たちは手を繋いでズンズン歩いていきます。リュックを背負ってはりきる後ろ姿のかわいいこと♡

入り口。ここから急な登りになります。がんばっていこー!

両脇には桜の並木と植樹した人のネームプレートが。「年間を通じて花を楽しめるように」と手入れしてくださっているようです。桜の季節もここ通ってみたい…。

※道路には苔(こけ)があり、雨の日の後は濡れて滑ります!!足元は十分お気をつけください。

道端に、リンドウがかわいらしく咲いていました。

「あっ、ドングリー!」と見つけた先から拾っていく子どもたち。なかなか歩が進みませんが、のんびり自然に目を向けながら。

ポケットがもういっぱいだよ〜

最初の上り坂が急でびっくりしますが、そこを越えてしまえばあとは比較的なだらかな道に。

(息子、おもちゃに与えた枝をくわえてましたね…日常茶飯事ですが^^;)

眺望スポットは下から行って手前の「富士見の丘」と、おんだら山の山頂で祠(ほこら)がある「浅間様展望台」の二つです。

富士見の丘の下にベビーカーをとめて、ここからは赤ちゃんを抱っこして30段くらいの階段を登ります。
お姉ちゃんたちは足をがんばってあげてヨイショ、ヨイショ。

子どもも思わず叫んじゃう!眺めのいい富士見の丘

そして待っていたのは、千倉の海まで見渡せる、360度に近い絶景。子どもたちも「わぁ〜!」「きれー!」と声を上げていました。

持ってきたお弁当を広げて、さぁお昼ごはん。お日様をたっぷり浴びて、景色を見ながらのお弁当はやっぱり最高においしい!

富士見の丘から山頂を望む道。ここを5分(子どもたちとなら10分)いくと、写真では木がぴょこんと出て見える山頂に到着します。
※2019年1月現在、山頂手前の道で路肩が一部崩れている所があります。ご注意ください。

爽快!富士山を拝んできた祠のある山頂

冬の空気の澄んだ日には、浅間様の祠の先に富士山がドドーン!ぜひ拝んでみてください。

来た道を戻って、本日のハイクは終了。

まとめ

おんだら山は穏やかなエネルギーに包まれた、四季を通じて違う表情に出会えそうな素敵な里山。
短時間なので、3歳の娘も、後日一緒にいった2歳の男の子でも、飽きずに登っていました。

大きな空の下で深呼吸したくなったら、ぜひ「おんだら山」を目指してみてください。

「おんだら山」
〒295-0014 千葉県南房総市千倉町川戸392

  • 登った日
    2018年11月11日
  • 登った人
    ママ…2人、3歳…2人、0歳…2人
  • コースタイム
    <大人のみ>一般駐車場〜5分〜入口〜10分〜富士見の丘〜5分〜浅間様展望台(山頂)
    <子どもとハイク>一般駐車場〜10分〜入口〜20分〜富士見の丘〜8分〜浅間様展望台(山頂)
    ※子どもの年齢、体力、その日の気分などによって差があります。
  • 駐車場
    あり(車10台ほど)
  • トイレ
    見晴台付近に簡易トイレあり
  • ベビーカー
    可 (雨の後は苔のある道がとても滑ります。ご注意を!)
  • 体力度 ★☆☆(体力がない人でも頂上へいけます)
  • 高低差 ★★☆(入り口の坂が少しきついです)
  • 参考サイト
    おんだら山ハイキングコース(房総タウン.COM)

※本記事は筆者の主観に基づくものです。当地での事故・怪我等については、本サイトおよび当地の管理者は責任を負いません。ご自身で安全管理の上、登山をお楽しみください。

 この記事を書いたのは…

南 芙蓉
南 芙蓉
秋田県出身。
生粋の房州人である夫と結婚し、2014年から南房総市民に。自然学校でずっと働いてきましたが、現在は二人の育児に没頭中。子どもとママを対象にした自主保育を立ち上げ、仲間と一緒に自然を楽しむ活動をしたり、 家族で海へ山へキャンプへと出かけたり、毎日が夏休みみたいな(笑)南房総ライフを送っています。
そんな中、たくさんの人に、特に都市部に住む人に、体験してほしい南房総の自然がある、と強く意識するようになりました。私も大学で上京した際、都市の楽しさと同時にストレスを痛感した人の一人。南房総があなたのオアシスになれば嬉しいです。

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