夏ってどうしてこうもアウトドアで遊びたくなるのでしょう。むしろ「遊ばなきゃ損!!」くらい思うのは私のような好き者だけかもしれませんが(笑)、夏と言えばキャンプ!みなさんもうご予定はお決まりですか?
キャンプと海遊び。この「夏の二大遊び」をどちらも最高に楽しみたいという希望を叶えるのが、ここ南房総のキャンプ場です。
各キャンプ場の特長と海遊びのポイント、そして気になるお風呂情報を、ローカル発でお届けいたします!
オシャレ度、プライベートビーチ…不動の人気「白浜フラワーパーク」
白浜フラワーパークは2020年8月をもって残念ながら閉鎖となりました。
房総半島のドライブは、南へ行けば行くほど「南国ムード」が色濃くなってきます。その極み、最南端のエリアに位置するのがこの「白浜フラワーパーク」。青い空に向かってぐんと伸びる椰子の木と、カラフルな虹色のパネルの建物が、ワクワクする南国の非日常へとキャンパーを誘います。
白浜フラワーパークはなんと言っても抜群に「オシャレ」。焼き板が表紙になっている「利用ガイド」を受け取ってサイトへ行ってみると、あちこちの看板やトイレまでもが(!)手作り。細部に至るまでセンスの良さが感じられます。キャンプ場の管理人の個性とサイトへの愛、そして使う人への配慮に溢れた素晴らしいキャンプ場です。
■キャンプサイト
・ 車の乗り入れOKのオートキャンプ場
・ 一般サイトもありますが、ビーチが区画になっており、海をばっちり感じられる海沿いサイト(Beach Lounge)が秀逸!
・ 団体で貸切利用ができる区画やティピ(インディアン風の三角屋根のテント)、コテージなどもあります。
■ 海遊び
・ キャンプ場内に、自由に出入りして遊べるビーチと磯があります。ほぼキャンパーしか利用しないので、プライベートビーチさながら。
■ お風呂
・キャンプ場隣に「ジャングルパレス」というホテルがあります。天然温泉。
通常料金:大人800円 子供400円
キャンプ割引:大人500円 子供300円
森と海の絶景、隠れた穴場「大房岬キャンプ場」
大房岬は、地図で見ると館山の北にぴょこっと飛び出ている小さな岬です。実はここ、戦時中に東京湾を防衛するための要塞が築かれていた場所。そのため過度な開発を免れ、豊かな自然が今も残っているのです。岬全体が県の都市公園でもあります。
このキャンプ場は県営ということもあり、びっくりするほど格安!(テント/タープ 1張630円)。自然度が高いのに使い勝手が良く、その上安い!リピーターが多いのも頷けます。
キャンプ場から海までは徒歩10分ほど。風でさわさわと揺れるマテバシイの木漏れ日の中、坂を下っていくと、芝生の先に海が輝く絶景が広がっています。インスタ映え(←あまり好きな言葉ではないですが、あえて!)、必至です。
■ キャンプ場
・ 車両進入禁止の園内にあります。広めのフラットなサイト(第一キャンプ場)と比較的芝生の多いサイト(第二キャンプ場)から選べます。
・ 車の乗り入れ不可。ビジターセンターまでは荷物の搬出入のため車を入れられますが、そこからサイトまではリヤカーで荷物を運ばなくてはなりません(200mほど)。
■ 海遊び
・ 公園内の浜、磯で遊べます。サイトからは徒歩10分、勾配のある道なので注意。
・ 遊泳禁止になっているので、磯遊びと水かけ遊び程度にとどめておきましょう。
■ お風呂
・ 大房岬内にある「Hotel & Resorts Minamiboso」(旧:富浦ロイヤルホテル)で入浴可。沸かし湯。
キャンプ場利用者は、公園のビジターセンターもしくはインフォメーションセンターで割引券が買える(通常1,200円が800円。タオルなし)
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シンプルに贅沢に海を満喫「根本マリンキャンプ場」
根本マリンキャンプ場は、2020年度運営されません!ご注意ください!
こんなにワイルドなキャンプ場はなかなかないのでは…!房総半島の最南端、周りに人家もなく、ここは異国かと錯覚するような砂浜をドライブをしていると突如現れる「根本海水浴場」。夏の期間限定で、この海水浴場は浜全体がキャンプ場となります。
目の前に広がる海でたっぷり遊び、シャワーで体を流してBBQ、夜は潮騒と満点の星。海しかない!というシンプルな環境は、子ども達の思い出に強烈に残りそう。
■ キャンプサイト
・ 砂浜だが、車乗り入れ可。敷地3800坪、テントの収容能力は約400張りという驚きの広さ。
・ 夏休み期間(7月中旬〜8月中旬)のみオープン。
・ 当日受付のみで事前予約はナシ。
■ 海遊び
・ 同じ浜内でシュノーケル、磯遊びができます。SUPやカヌーなども持ち込めば楽しめそうです。ライフセーバーもいるので安心。
■お風呂
・キャンプサイト内に無料のシャワーがあります。
・館山方面(館山道 富浦IC方面)へ帰るなら、白浜フラワーパーク最寄りの「ジャングルパレス」か、もう少し先の「安房自然村」(源泉かけ流し。大人700円、子ども400円)もオススメです。
まとめ
いかがでしたか?これらの場所の本当の魅力は、ぜひキャンプしてあなたが体感してみてくださいね!!
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この記事を書いたのは…
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秋田県出身。
生粋の房州人である夫と結婚し、2014年から南房総市民に。自然学校でずっと働いてきましたが、現在は二人の育児に没頭中。子どもとママを対象にした自主保育を立ち上げ、仲間と一緒に自然を楽しむ活動をしたり、 家族で海へ山へキャンプへと出かけたり、毎日が夏休みみたいな(笑)南房総ライフを送っています。
そんな中、たくさんの人に、特に都市部に住む人に、体験してほしい南房総の自然がある、と強く意識するようになりました。私も大学で上京した際、都市の楽しさと同時にストレスを痛感した人の一人。南房総があなたのオアシスになれば嬉しいです。
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