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アットホームな古民家で観たい映画がゆったり観られる『南極スペース』

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映画好きは必見‼
わざわざ東京くんだりまで映画を観に行かなくても、身近で映画が観られるようになりました。館山に、古民家をリノベーションした『南極スペース』ができたからです。
「館山なのになんで南極なの⁉︎」と思う方も多いでしょう。

地図を確認しながらでないと、なかなかたどり着けません。何度も素通りしてしまうほど館山の街中に溶けこんでいるので、この看板や映画のチラシが目印です! 

映画好き細井さんの推し映画が観られる

陽気なオーナーの細井さん

『南極スペース』では、100年前の日本人の暮らしぶりを民映研が制作した貴重映像や、下村 幸子(しもむら さちこ)監督が描いた”在宅”での終末医療に焦点を当てた医療現場のドキュメンタリーなどテーマ性のある映画が年間の予定を組んで上映されています。2022年は年間で6回を予定しているそうです。(注:民映研とは民族文化映像研究所のこと)

『南極スペース』を運営しているのは、館山と東京を行き来する二拠点生活9年目のWebデザイナー兼グラフィックデザイナーの細井刀志也(ほそいとしや)さん。

「僕は映画がすっごく好きなんです。良い映画かどうか観てなくても分かるんです」
と、映画の話をするときには、ちょっとドヤ顔の細井さんに『南極スペース』で上映する映画についてお聞きしました。

◆『南極スペース』の上映コンセプトは何ですか?
ー「自分が観たい映画を上映する。映画はデリケートな内容のものが多いので、積極的には宣伝していないんです。あくまでも謙虚に」
「僕の映画体験は、学生時代よく通ったミニシアター。座布団だけが敷かれているすっごく怪しい感じのスペースで暗〜い映画を観て…。そんな場所で良いんじゃないかと思っています」

◆今後、映画を通して伝えたいことは?
ー「特にないです」
と、ここでも謙虚な姿勢の細井さん。

◆今後どんな映画を上映していきたいですか?
ー「NetflixやAmazon Primeでは観られない映画を上映したいです。特に民映研の映画は、今後も上映していきたいですね。」

※映画チケットの入手方法は・・・南極スペースのサイトから上映チケットを申し込めます。また房日新聞やフリーペーパー『CLIP』に上映予告が掲載された際、電話でも申し込み可能。
※上映情報は南極スペースのサイトから知ることができます。

「イオマンテ」の上映中の風景

民映研上映のパンフ

大きな映画館にはない、小さな空間だからできること

上映後のアフタートークのもよう

○南極ペースのいいところ○
*他ではなかなか観ることができない良質な映画が観られる。
*少人数でゆったり映画を楽しめる。
*上映場所は、おばあちゃんちに帰ったようなアットホームな古民家。
*上映後には、機会が合えば映画関係者のお話が聞ける。
(※毎回トークショーやアフタートークがあるとは限りません)
*別日程で無料の子どもの部が設定される場合もある。(その場合、10代以下は無料/同伴する大人は有料)
*映画上映スペースでは、コーヒーと軽食が楽しめる。

○心に残った素敵な上映エピソード○
民映研制作の「船大工の世界」(1990年)に登場した、和田町の伝馬船作りの船大工さんとその奥様。この映画を観にいらした奥様が「若い頃のお父さんに久しぶりに会えたようでよかったわ~」と細井さんに胸のうちを明かされたとのこと。映画を通し、時を経て夫婦の再会ができるなんて素敵だな、と深く感動しました。

上映後、映画関係者から、解説や当時の撮影秘話が聞けることがあります。めったにない機会なのでうれしい時間です。その道のプロから些細な部分も含めて意味や理由を知らせてもらえると、映画のおもしろさが何倍にも膨らみます。ここでは、大きな映画館では味わえない満足感を得ることができますよ。

南極スペースってどんなところ?

ここはまるで「おばぁちゃんちに帰ってきた」かのような錯覚におちいる、なぜか心落ち着く場所。
築90年の伝統的な日本の古民家をリノベーションしており、庭にはその時々の花が咲きます。心地いい空間が広がっており、縁側でのんびり本を読んでみたい気分になります。
実は『南極スペース』は、本来ワーキングスペース。シェアオフィス・自習室・茶室・書斎・漫画喫茶・勉強部屋としても利用されています。
また一角には完全予約制のマッサージ室もあり、仕事をがんばった後に体を揉みほぐしてもらい、リフレッシュしてお家に帰ることもできますよ。

お仕事スペースにも早変わり

気になる『南極スペース』の名前の由来について。
南極大陸は、条約によって保護された、地球上で唯一のシェアリング大陸なので、このスペースもそうありたいと名付けたそうです。とっても素敵なネーミングですよね。
フリーランスの方やリモートワークの方にオススメです!
いろいろな人がいろいろな仕事を持ち寄ることで、思いもよらない未来に向かっていきそうですね。

居間に飾られている、名前の由来となった南極大陸の写真

『南極スペース』としてもう一度みいだされた古民家は、現代の人の心の隙間を埋める大切な場所になりそうです。

まとめ


わざわざ遠くに出かけなくとも、観たい映画が観られる場所が近くにあるっていいですよね。
しかも見終わると、これからの人生を豊かにするヒントを持ち帰れるというお土産つきです!
映画だけじゃないおもしろスペースに興味のある方は、ぜひ『南極スペース』を訪ねてみてください。


関連情報

○南極スペース  https://space.aguije.jp
南極スペースFacebook https://www.facebook.com/nankyoku.space/

○映画の情報
2022年は、民映研制作の映画を年間で6回上映予定。(2022年5月から10月まで毎月第3金曜日)

○上映中に食べられるコーヒーと軽食
・コーヒー屋さん Botarhythm A COFFEE ROASTER
https://botarhythm.com
・米粉のシフォンケーキ屋さん Maison de Terra
http://maison-de-terra.com
・アロママッサージ NINATAN
https://hinatan.on.omisenomikata.jp/

○アクセス
千葉県館山市館山1244
上映会イベントでは駐車場を利用できません。「渚の駅たてやま」隣の新井海岸駐車場から歩いて5分です。

 この記事を書いたのは…

shouji naomi
香川県出身。
只今子育ても半ばにさしかかり、40代からやりたいことを仕事にしたいと一念発起。
プロカメラマンに師事しながら、駆け出しカメラマンとして千葉県南房総市を拠点に“カメラで地域おこし”をテーマに仕事している。人との出会いを大切にし、人との輪をつなげるお仕事ができたらいいなぁと思っています。
ライターとしても、“地域おこし”ができるのではないかと猛勉強中。

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