南房総花図鑑 その6「ポピー」
南房総では季節ごとに色々な花が地元民や観光客を楽しませてくれています。この「南房総花図鑑」シリーズでは、南房総でよく見られ、なじみ深い花々をご紹介していきます!
第六回はかわいらしく春を告げる「ポピー」です。
ポピーの見ごろはいつ?
南房総の春に、オレンジや赤、白や黄色のかわいらしいビビットな色で彩りを添えてくれるポピー。他の地域では3月など本格的な春になってから出回ることが多いですが、南房総では12月の終わりごろから3月頃までに多く見かけます。
花摘みの花としても定番なので千倉などの花畑、お店などの花壇に植えられていることが多いです。
また、南房総市のお隣、館山市のフラワーパークには約10万株ものポピー畑があり、壮観です。
南房総でのポピーの楽しみ方
ポピーは花畑などに咲いているのを眺めるだけでなく、花摘みをしたり、切り花を買ったりして、自宅に飾って楽しむのがオススメです。
切り花として売られているポピーはつぼみの状態。華奢な茎に短い毛におおわれていたおおきなつぼみがついているので、つぼみだけ見たときはちょっぴりビックリしてしまうかもしれません。花摘みをするときにも必ずつぼみを選びましょう。
つぼみを選ぶ理由は、花が咲いてしまうと数日で散ってしまうため。
ポピーのつぼみを家で飾ってしばらく経つと下を向いていたつぼみが上を向きはじめ、開花していきます。つぼみの外側の皮から花びらがのぞき、くしゃくしゃの大きな花びらが開いていく様子を観察するのも楽しいです。また、つぼみの時には花の色が分からないので、どんな色の花が咲くかワクワクもありますよ。
開花後は数日で散ってしまいますが、それまでは存在感たっぷりに家を飾ってくれます。