「南房総市の給食がおいしい!」子どものために南房総市に転入を決意
我が家は転勤族。夫婦と当時4歳の息子の3人で、2018年春に沖縄から南房総市に転入したプチ移住組です。この記事では、南房総市に転入することを決めた経緯についてお伝えします。
【館山市と南房総市で幼稚園と物件探し】
夫の転勤先は南房総市の隣の館山市内でしたが、転勤が決まってすぐ、館山市と南房総市の両方で物件探しを始めました。
その頃、息子は4歳。沖縄では3年保育の幼稚園に通っていて、仲良しの友達もたくさんいました。でも、転勤のせいで転園させることに…。そんな息子の負担を少しでも軽くしたく、幼稚園のことを最優先に考えて物件を決めることにしました。
沖縄から物件や園の下見に行くことは難しかったので、情報収集は主にインターネット。でも、南房総市の各地区や各園の詳しいクチコミや情報は少なく…。館山市に住む友人に「館山市・南房総市の幼稚園についての評判や情報を教えてほしい」と頼みました。
【南房総市の「日本一おいしいごはん給食」を目指す取り組みに惹かれる】
友人に教えてもらった中で一番気になったのが「南房総市は給食が美味しい」という情報でした。地産地消で、地域の食材を積極的に取り入れたご飯給食が特徴。また、すべての園ではないけれど、給食室のある園では作りたての給食を食べられるとのこと。
給食で住む場所を決めるの?と思われそうですが…。息子は沖縄の幼稚園の給食が大好きでした。チャンプルーやもずくなど「沖縄の食べ物」を学び、沖縄の文化にも興味を持つきっかけになりました。子どもにとって貴重な経験だったと思っています。
いろいろな地域で暮らし、その土地の特徴を感じる給食を食べられることは、食育の面から見ても魅力的。南房総市のHPで「日本一おいしいご飯給食」を目指していることを知り、クックパッドの「南房総市学校給食公式キッチン」でレシピもチェック。息子を南房総市の幼稚園に通わせたいという気持ちがますます強くなりました。
最終的に房州びわで有名な富浦地区の賃貸物件を契約し、息子は富浦幼稚園への転園が決定。施設内に給食室があり、できたての給食が食べられるのも大きなポイントでした。
【転入前から感じた南房総のあたたかい土地柄】
物件が決まっていない段階では、南房総市の教育委員会へ問い合わせをしていました。居住候補地区の幼稚園について、「現地を見に来れないから」と細かいことまで質問に答えてくれる親切な姿勢がとてもありがたかったです。
物件契約以降は、富浦幼稚園と直接電話で連絡を取り合い、転居後の転園手続きをスムーズに進めることができました。とても親身な対応で、あたたかい土地柄を感じ、心強くなったのを覚えています。
こうして、子どもと一緒に南房総市での暮らしがスタートしたのでした。
次回は、南房総市で初めて転園を経験した息子の成長についてお伝えします。