南房総の自然を活かした保育スタイル「森のようちえんはっぴー」【森のようちえんってなんだろう?】

南房総市には、野外での自然活動をメインとした保育活動があります。
その名も「森のようちえんはっぴー」。
子どもは自然の中でのびのびさせたい!と望むお母さんたちから支持を受け活動する「森のようちえんはっぴー」を3回にわたりご紹介します。

森のようちえんとは

森のようちえんは、自然体験活動を基軸とした幼児教育活動の名称です。
もともとは北欧諸国で始まったとされる教育活動ですが、日本でもさまざまな場所で展開されています。
共通しているのは自然活動がメインであることで、決まったカリキュラムなどはなく、地域それぞれの自然環境や事業者のスタイルを生かした活動が行われているのが特徴です。

NPO法人森のようちえんネットワーク連盟 http://morinoyouchien.org/

自然豊かな南房総にぴったりの保育スタイル

南房総市を拠点に活動する森のようちえんが「森のようちえんはっぴー」です。
対象年齢は通常クラスが3歳児~5歳児(入園年齢)の異年齢混合クラス、その下に2歳児クラスも設けていて、周辺市内の公立幼稚園は2年保育ですが、森のようちえんはっぴーでは3年保育(下のクラスを入れると4年)となっています。


南房総市富浦地区にある大房岬(たいぶさみさき)自然公園を拠点に、2011年から自然体験を取り入れた保育活動を行っています。
大房岬自然公園以外にも、館山市の沖ノ島、さつまいもやソラマメを育てる畑、有機農家さんにお世話になって田植えから稲刈りまで子どもたちが頑張る田んぼなどで活動。たくさんの協力者とともに活動しています。


春は桜の下で新しい年度の始まりと新しい仲間を歓迎し、初夏には田植え、夏は海遊び、秋には育てた作物を収穫しその喜びを分かち合い、冬は冷たい風にも負けず外遊びーー。

といったように、南房総の四季を通じて自然とともに子どもたちを育む森のようちえんはっぴー。
自然豊かな南房総にぴったりの保育スタイルだと言えます。

自然とともに親子の絆も育む

森のようちえんはっぴーには、保育場所はもちろんですが、保護者との関係性にも特徴があります。

保育中には基本的に保護者が一名当番として参加します。1日の保育を通して、わが子の成長や子どもたちの関係性、スタッフの子どもへの寄り添い方などを感じることができるのです。

通常であれば、なかなか見えない保育中の様子を見ることができ、貴重な機会だと保護者の中では好評の当番制。子どもとの共通の話題も増え、親子の絆が深まり、保護者を含めたはっぴーの仲間たちとの絆も深まり、より深い関係性を子どもたちと一緒に築いていけるのです。

次回は、そんな「森のようちえんはっぴー」の1日をレポートします。

森のようちえんはっぴー公式HP http://morihappy.org/

フジイ ミツコ

フジイ ミツコ

山口県出身。 フォトライター。 南房総の海辺に夫婦で移住し10年ほど。 ふたりの子どもに恵まれ、その子どもたちがつなげて広げてくれるご縁を大切に、彩り豊かな南房総ライフを楽しんでいます。 南房総の素晴らしいロケーションを活かしたフォトグラファーとしても活動中。

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