南房総市と東京・横浜・千葉をつなぐ高速バス~前編~

こんにちは。現在3歳の男児を子育て中のchoco-loveです。
私は、2016年春に出産と同時に、神奈川県川崎市(武蔵小杉)から南房総市に移住してきました。
今回は、南房総市と東京・横浜・千葉をつなぐ高速バスについてご紹介します。

高速バスは南房総市とどこをつないでいるのか?

南房総市は、『東京から90分』と言われますが、これは空いている時間帯の車での移動時間の目安です。もちろん東京湾アクアラインを通り、高速道路を使った場合のこと。
そんな『東京から90分』の距離にある南房総市と、東京・横浜・千葉をつなぐ高速バスがあります。

南房総市に住んでいる人も、この高速バスを利用して通勤したり、買い物に行ったり、趣味を楽しんだりしに、都会に出かけていきます。また逆に、都会から仕事をしにきたり、休暇を楽しみにきたり、帰省しに南房総市にきている人もいます。

写真提供:原みりか

さて、具体的にどこを高速バスが運行しているのかというと・・・
(ここでは南房総エリアの高速バス停留所は、南房総市内にある主要な停留所名のみ記載します)

<東京方面>『房総なのはな号』

東京駅~ハイウェイオアシス富楽里(富山地区)~とみうら枇杷倶楽部(富浦地区)/~千倉駅前(千倉地区)/~安房白浜(白浜地区)

バスタ新宿(新宿駅新南口)~ハイウェイオアシス富楽里(富山地区)~とみうら枇杷倶楽部(富浦地区)

<横浜方面>

横浜駅~ハイウェイオアシス富楽里(富山地区)~とみうら枇杷倶楽部(富浦地区)

横浜駅~羽田空港(第一・第二)~ハイウェイオアシス富楽里(富山地区)~とみうら枇杷倶楽部(富浦地区)

<千葉方面>『南総里見号』

千葉みなと駅~千葉駅~蘇我駅~ハイウェイオアシス富楽里(富山地区)~とみうら枇杷倶楽部(富浦地区)/~千倉駅前(千倉地区)/~安房白浜(白浜地区)

高速バスのメリット・デメリット

南房総市と都会をつなぐ高速バスですが、メリットもあればデメリットもあります。

<メリット>

・一人で行く場合、自家用車で行くより安い
例えば、南房総市内~鋸南富山IC~木更津金田~アクアライン~浮島~京橋の高速道路料金3,080円(ETC割引適用時)
片道およそ100㎞、ガソリン代約1,170円(12㎞/l、140円/lとして計算)
自家用車で行く場合、合計4,250円
ハイウェイオアシス富楽里~東京駅間の高速バスを前日にWEB購入して行く場合、2,250円

・バスに乗れば寝てても着く
自分で運転して行く場合は、もちろん寝るわけにはいきません。

・パソコンで仕事や、スマホで情報収集、読書も可能
車内にいる時間を有効活用できます。

・トイレが車内にある
自家用車だとSAなどに寄らないといけません。道中タイミングよく最寄りにトイレがないことも。

・南房総市内の高速バス停留所付近には無料駐車場あり
自家用車で都内に行くと、駐車料金がかかります。南房総市内の高速バス停留所付近の高速バス利用者用駐車場に車を止めて高速バスに乗れば、駐車料金はタダ。

・乗り換え不要
南房総市から電車で都会へ出ようとすると、館山駅や蘇我駅などで乗り換えが必要。

<デメリット>

・到着時間が前後する
高速道路が渋滞すると、到着時間が遅くなる。スケジュールには30分以上の余裕が必要。

・強風になるとアクアラインが通行止め
自家用車でも同じですが、アクアラインが通行止めになると、東京方面へはぐるっと湾岸を通って行くことになります。

・他人と隣りの席になる
バスは公共の乗り物なので、隣りに他人が座ります。

・最終目的地が高速バス停留所の周辺でなければ、遠回りになることも
東京方面であれば、山手線圏内であれば比較的便利ですが、品川区や大田区周辺だと戻るかたちになり遠回りになることも。

他にもあるかもしれませんが、この辺で切り上げておきます(笑)
次は、東京方面の高速バスにお得に乗る方法をお伝えします。後編へつづく。

choco-love

東京都中野区出身。 2016年春に夫のサーフィン好きから出産と同時に、神奈川県川崎市から南房総市に移住。初めての子育てと慣れない田舎暮らしに、1年以上悩みました。 長年してきたスイーツの企画の仕事もしづらくなり、知り合いも少なく孤独を感じることもあったときに、試しに参加してみた南房総市主催「新しい働き方講座」で、WEBライターについて学ぶ。講座で互いに学び合い、支え合う仲間と出会えたことで、ここでの生活が楽しくなってきました。 仲間から教えてもらった南房総の魅力を知る一方で、地域課題について関心が高まりました。南房総に移住してきて、都会との感覚の違いや、情報の少なさ・古さに気づき、自分たちが感じた不便さを少しでも解消できたら、きっと誰かに喜んでもらえる…。そんな思いで、『南房総ex-press』をつくりました。

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