クッキング・パパに教わってダンボールスモーカーで燻製を作ってみた

料理ベタな私がクッキング・パパこと主人に教わり燻製作りに挑戦!
ダンボールスーモーカー(燻製器)で気負わず燻製が作れました。ダンボールスモーカー作りと燻製作りを紹介します。
身近なダンボールで手軽に燻製ができるのでアウトドア料理の一品に、ホームパーティーの一品にどうですか?

1, そもそも、燻製ってなに?
燻製とは、香りのある木(スモークチップ・スモークウッド)を焦がして出る煙で食材を燻(いぶ)すこと。

◆燻製調理の工程は、「下処理→乾燥→燻製」の3つ
下処理・・・食材を塩漬けしてそこから塩抜きをすること
乾燥・・・網の上で食材の水分を取るため、風通しのいい場所で少し時間をおく

◆燻製には3つの製法がある
燻製には「冷燻」「温燻」「熱燻」の3つの製法があり、どの燻製法にするかによって調理時間や温度が違い必要な道具も違います。

「冷燻」
温度:20度以下
時間:3日~1カ月
Ex)スモークサーモン・生ハム

○「温燻」
温度:60度~80度
時間:3時間ほど
Ex)ベーコン・ハム・ソーセージ

「熱燻」
温度:80度以上
時間:10分ほど
Ex)魚の干物や鶏肉

2,【うちのクッキング・パパ流】燻製の作り方・レシピとダンボールスモーカーの作り方

●ダンボールスモーカーに必要なもの

・ダンボール(ダンボールの下側はガムテープでふさいでおく)
・割り箸 ×2膳(ダンボールの上から5cmくらいの四隅に刺す)
・網(ダンボールの幅にぴったりサイズが良い)
・トレイ
・耐火レンガ(芝生など焦がさないようトレイの下にひく)
・カセットコンロの火ぐらい強い火(※焚き火の火でも良い。マッチの火では弱いです)
・スモークウッド(※スモークチップだと火力的に弱いのでスモークウッドがおすすめです)

スモークウッドとスモークチップ

 

 3,さっそく燻製を作ってみよう!
食材に選んだのは、初心者向けのチーズとソーセージ。あと家族が大好物なナッツ類を食材としました。
ダンボールスモーカーでの燻製は、温燻法です。
※チーズ、ソーセージとナッツ類は、水分が少ないので下処理と乾燥が必要がありません。
※酸っぱさが残るので、できれば30分くらい乾燥させた方がいいそうです。

1,網の上に食材を置く

2,スモークウッドを3等分にカットして、3分の2をカセットコンロで燃やす。
 燃やしたら炎を消し、煙だけの状態にする。
(※ダンボールに燃え移る心配もあるので、炎は消しましょう)

3,トレイに燻したスモークウッドをのせる

4,3の上にダンボールスモーカーをのせ、ダンボールの上側の蓋を閉じ、その上におもしをのせておく。
出来上がるのを待つ。

5,あとはたまに20分〜30分に1回様子を見る
 ※焼きがあまければ、さらにスモークウッドを追加しましょう。

6,こんなかんじになれば、燻製のできあがり!!
 2時間くらいで3種類できましたよ〜

できたて熱々をめしあがれ!!

子どもが学校から帰ってくる時間までに作れ、子どものちょっとしたおやつにもなりました。大人はもちろん、子どもにも大人気です。


●燻製を作る時の注意点
⚠️匂いが移らないよう洗濯物を取りこんでおきましょう。
⚠️ダンボールスモーカーは燃えやすいので、火の後始末をちゃんとしましょう。
⚠️換気の良い場所で行いましょう。

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shouji naomi

香川県出身。 只今子育ても半ばにさしかかり、40代からやりたいことを仕事にしたいと一念発起。 プロカメラマンに師事しながら、駆け出しカメラマンとして千葉県南房総市を拠点に“カメラで地域おこし”をテーマに仕事している。人との出会いを大切にし、人との輪をつなげるお仕事ができたらいいなぁと思っています。 ライターとしても、“地域おこし”ができるのではないかと猛勉強中。

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