千倉町へ移住したライターがザックリ千倉のことを教えます

南房総市の南東に位置する千倉町を、8年ほど前に移住した筆者がザックリご紹介します。

南房総の中でも特に移住者が多い地域で、移住者が開いたオシャレなカフェやお店が点在する「カフェの街」として知られるのが千倉町です。
千倉を代表する老舗カフェ「Sand Café」には、平日でも地元住民が集まり、休日にはさまざまな県外ナンバーの車が並んでいます。

また、昔から別荘地としても人気があったからか、地域外から来た人への理解が深い地域で、移住しても千倉町は住みやすいという意見も多く聞きます。実際千倉へ移住した私も移住者とよく知り合いますし、風通しのよさを感じています。
どちらかと言えば、駅やスーパー、ドラッグストアやコンビニの集まる千倉町の東側に移住者が多いようです。

千倉町のもう一つの特徴は太平洋に面する海です。
そのワイルドな波と美しい水質でサーファーなど海が好きな人に人気なんです。千倉から丸山・和田にかけての太平洋沿いにはサーフスポットが多く存在し、夏はもちろん冬でも多くのサーファーの姿を見かけます。


水温が関東の他の県よりも高いとあって、寒い季節の方がサーフィンはアツい!というコアサーファーに人気なんです。私の主人も家の近さを武器に冬場でも頑張って海に入っています(笑)
海水浴場も複数カ所あり、おだやかな東京湾に面したエリア(富浦・富山)に比べて波の大きい海を楽しむ人が多く訪れます。私の子どもたちも波が少しあった方が楽しいらしく、浮き輪やボディボードを使って千倉の海を楽しんでいます。
海の美しさも抜群で、お天気によって何色にも輝く海は南国ムード満点。夕日は沈みませんが、夕方の淡いオレンジ色が青い水平線に重なる様は何度見ても目を奪われます。

都心へのアクセスは、東京行きの高速バスも1時間~2時間に1本駅周辺から出ていて、車でも富浦インターまで約30分(富浦インターから東京方面へは約90分)と、「すごく便利!」とまではいきませんが、大きな不自由はない範囲だと思います。

移住者に優しく、オシャレなカフェや美しい海が楽しめる千倉町。移住を検討するならぜひ一度訪れてみてくださいね!

フジイ ミツコ

山口県出身。 フォトライター。 南房総の海辺に夫婦で移住し10年ほど。 ふたりの子どもに恵まれ、その子どもたちがつなげて広げてくれるご縁を大切に、彩り豊かな南房総ライフを楽しんでいます。 南房総の素晴らしいロケーションを活かしたフォトグラファーとしても活動中。

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