梅雨の晴れ間に子どもと一緒にあじさい散歩♪ 【真野大黒天】

長びく梅雨の時期、外に出るのにおっくうになりがちですよね。でもたまに晴れ間があると、おうちを抜けだして子どもとお出かけしたくなりませんか?

子どもとのお散歩にちょうどいい場所が、真野大黒天にあります。

 

●アジサイを見ながらお寺の境内を散歩

真野寺は、奈良時代の高僧行基によって開山された真言宗に属するお寺さんです。このお寺には、のんびり子どもと歩いて15分くらいで境内を一周できるコースがあります。
境内には、かくれんぼしたくなるような場所があったり、見上げるほどのツガノキ(カヤノキかも?)の巨木があったりと、子ども心をくすぐる自然がいっぱいです。

まずはお堂の観音さまに手をあわせ、ごあいさつをしてから巡りましょう。

お堂脇には七福神おみくじがあり、「七つをコンプリートしたい!!」と子どものテンションが上がるので、おみくじを引いてみるのもいいですよ。何を引いても神様だから、ハズレなしでまったく悪い気がしないのがいいところ。

では、たっぷりの写真とともにお散歩コースを簡単に案内します。

このコースをお寺さんでは新四国八十八ヶ所霊場(れいじょう)巡りと呼んでいます。案内板が男坂の階段を上がった左脇にあるので、コースを確認してから行くといいですよ。

お堂を正面に❶白寿地蔵尊から右回りにグルっと一周コース

道の脇には、常にお地蔵さん(弘法大師さま)いらっしゃいますよ

自動で鳴る鐘撞堂(※残念ながら、手動では鐘をつくことができません)

本殿の屋根の上には、角のない赤鬼がいるんですよ。この赤鬼は鬼瓦と同じく魔除けの役目をしているそうです。さぁ~、どこに赤鬼さんがいるか探してみよう!

なんだか緑いっぱい、涼やかな小道が気持ちいい~

子どもが駆け出したくなる小道が東屋までつづく

途中、東屋でゆっくり休憩できますよ~

ぐるっと一周した後は、お堂の前の水子地蔵さまに手をあわせましょう。

水子地蔵さまの足元の池には鯉が泳いでいるんですよ。よく隠れていることが多いので、鯉を探してみてね。お疲れ様でした~。

 

●お寺の新たなフォトジェニックスポット

最近、真野寺ではSNS上で#(ハッシュタグ)やリツイートされている注目スポットがあるので、あわせてご紹介します。ママも一緒に癒されちゃいましょ。

一つは、花手水舎(はなちょうずや)

花手水舎とは。。。神社やお寺にある手水舎(ちょうずや)の手水鉢に色鮮やかなお花を浮かべること。
近年では新型のコロナの感染を防ぐため、多くの寺社では手水舎の使用を控えています。だからこそ少しでも参拝者に和んでもらおうと、全国の寺社で「花手水舎」が広がりつつあるようです。

真野寺は3000株ものアジサイが有名だから、もちろん多種多様なアジサイが手水鉢に浮んで、と~ってもきれいです。中には赤色のサツキも浮かんでいてアクセントになって、アジサイをさらに際立たせています。

もう一つは、御朱印(ごしゅいん)

2020年版御朱印。ご本尊の覆面千手観音さまが描かれたもの。

御朱印とは。。。神社やお寺の「参拝証明」(昔はお経を書いて納める=納経の証明)としていただけるもの。

月ごとに絵柄を考えるという住職が描く御朱印横の絵がとても素敵なんですよ。
この日は月に一度の大黒天縁日。ご住職が御朱印待ちの方や全国から送られてきた御朱印帳に御朱印を描く作業に追われるほど、全国にもファンが多いみたいです。 境内にはアジサイをバックに御朱印帳をかかげ、写真を撮る方も多くいましたね。
誰もがこの御朱印の絵のすばらしさを宝にしたいと思うのでしょう。私も生まれて初めて御朱印付きの御朱印帳をゲットしましたよ~。

※御朱印は随時お寺で受け付けていますが、ご住職がいない場合お寺で預かりし後日お渡ししています。300円からあり、絵付き見開きは1000円の奉納金です。御朱印についての詳しい内容は、お寺のHPまで。

【あじさい祭り】の期間中の特別の御朱印は、6月が誕生日のお大師さまと紫陽花を描かれたもの。

真野大黒天では、6月6日から7月6日まであじさい祭りが開催中です。この時期、最高にきれいなアジサイを見ながら、お散歩やフォトジェニックな写真を撮って楽しんじゃいましょ~。

また6月以外でも季節を通して様々な花々が咲き楽しめます。折にふれ真野大黒天へ訪れてみてください。

きっと素敵な思い出がつくれますよ。

 

●お寺のご案内

・トイレは境内に二か所あります。

・駐車場は約40台とめることができます。

真野大黒天

〒299-2524 千葉県南房総市久保587

TEL:0470-46-2590 FAX:0470-46-2519

HP:https://www.manodaikoku.com/

お寺のTwitterやInstagramで最新の情報が得られます。 https://www.instagram.com/manodera_manodaikoku/

Twitetter: @Manodaikoku725

shouji naomi

香川県出身。 只今子育ても半ばにさしかかり、40代からやりたいことを仕事にしたいと一念発起。 プロカメラマンに師事しながら、駆け出しカメラマンとして千葉県南房総市を拠点に“カメラで地域おこし”をテーマに仕事している。人との出会いを大切にし、人との輪をつなげるお仕事ができたらいいなぁと思っています。 ライターとしても、“地域おこし”ができるのではないかと猛勉強中。

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