ディープに楽しむ南房総生活。ヘルスツーリズム推進担当・山本遥さん【南房総市地域おこし協力隊インタビュー】

地域おこし協力隊では全国的にも20~30代の若い世代が活躍していますが、ヘルスツーリズム推進担当で着任した山本遥さんは21歳!若さを活かしながら、新しく南房総の生活をはじめた山本さんにお話をうかがいました。

きっかけは大房岬(たいぶさみさき)自然公園

動植物関係の専門学校で野生の動植物について勉強し、森林ガイドや山岳ガイドに興味があった山本さん。その学校の研修で訪れたのが、南房総市富浦にある「大房岬自然公園」でした。
「南房総に来て、海がきれいなことと、その海と山が近いことが印象に残りました。海も山も楽しめるなんて、ぜいたくな場所だなと思いましたね。」 そして、2019年7月に地域おこし協力隊として着任しました。

南房総の自然にピッタリのヘルスツーリズム

健康にかかわる観光サービスであるヘルスツーリズム推進がメインミッションの山本さん。
現在は、大房岬自然公園内にある自然の家で森林ガイドとしての勉強をしたり、観光協会でヘルスツーリズムのプログラム作成や広報活動をしたりしています。
また、一般社団法人南房総健康ラボの運営にも参加。健康教室も手伝っていて、地元住民の健康促進にも力を入れています。
さらに、自分の得意分野である植物の知識もヘルスツーリズムに活かせるのではと考えているそうです。

ディープなコミュニティがおもしろい

お休みの日は何をしていますか?と聞くと、「自炊もするんですが、外食が楽しいですね。」という答えが。
「地元の小さなお店が魅力的で、お寿司屋さんや居酒屋さんに行ったりしています。偶然一緒になった地元のおじさんたちとお話したり、地元食材の話を聞いたり…。もともと人とコミュニケーションを取るのが好きなので、ちょっとディープな感じがとても楽しいです。」

「若さ」を活かす

「若かったり、着任してまだ日が浅かったりで、正直分からないことも多いです。それを逆にとって、『分からないウチにやってみちゃう』というチャレンジに変えていきたいです。南房総のさまざまな場所や人を知ってつながって、この世界を知りたいですね。」と人懐こい笑顔を見せる山本さん。
最後は「地域おこし協力隊がいて良かったなと思ってもらえるよう、頑張ります。」と話してくれました。

山本さんの地域おこし協力隊の活動ははじまったばかり。これからがとても楽しみです。

フジイ ミツコ

山口県出身。 フォトライター。 南房総の海辺に夫婦で移住し10年ほど。 ふたりの子どもに恵まれ、その子どもたちがつなげて広げてくれるご縁を大切に、彩り豊かな南房総ライフを楽しんでいます。 南房総の素晴らしいロケーションを活かしたフォトグラファーとしても活動中。

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