私が南房総への移住を決めたわけ

熊本生まれ、兵庫育ちの私が、なぜ千葉の南房総に移住したのか。

私自身、なんで私ここにおるんやろ？て思うことがあります。

 

移住前は都内で仕事をしていました。

東京生活でアトピー性皮膚炎を発症したことがきっかけで、田舎暮らしを決心。

そのとき浮かんだ移住先は、四国。

 

実家も近いし、やっぱ関西がええわ、と思っていたときに知り合ったのが、南房総の白浜に移住したという人でした。

 

「いいところだから遊びにおいでよ」

と誘われるがまま、早速訪れた白浜。

「わ～、島みたい！！」

そのとき見た野島埼灯台の海岸線は、島を思わせました。

沖縄は大好きやけど、仕事面で△。

でも島は好き！

この景色は島を思わせ、整備された白浜城跡展望台へ登れば、白浜の町が見渡せました。

木々の美しい緑と青い海は、島で展望台巡りをしたときみたい。

 

白浜のイベントで出逢った人たちと、友達宅の庭で寛ぎタイム。

あれ、ここは海外のゲストハウスか？と思わせる空気感。

 

海岸で夕日を眺め、ふと振り返ると大きな月がゆっくりと昇り、きれいな朝日も拝める。

白浜には、非日常が味わえる美しい自然がたくさん残っていたのです。

東京から、田んぼ作業や味噌作りに通っているうちに

「めちゃめちゃ気に入ったわけちゃうけど、なんかええとこやん？」

という思いが強くなってきました。

 

「仕事が見つかるかわからんけど、見つからんかったら東京に出稼ぎに行けばええわ」

そう思わせる東京との距離感。

 

東京に居ながらいい家を見つけようなんて、都合のいいことのように思えた。

だから、アパートに入って理想の家を見つけるべく「とりあえず行っちゃえ！」とやって来たのでした。

 

だって、実際来てみな判らんし、無理やったらそんときは四国かどっか探せばええやん？

てなわけで、とりあえずここ南房総の白浜に移住し、どんどんどんどん房総の魅力にハマっていったのでした。