MONTE CAFÉ流『さんたて』珈琲を体験しにいこう!
煎(い)りたて・挽(ひ)きたて・淹(い)れたての『さんたて』のコーヒーが飲めるのが、今回紹介する自家焙煎珈琲豆屋MONTE CAFÉです!コーヒー豆を買われた方が希望すれば、コーヒーの焙煎から淹れ方まで見学体験できます。 MONT CAFÉ流のおいしいコーヒーの淹れ方を教わり、おうちで極上のリラックスタイムを過ごしてみませんか?
●焙煎工房の場所は…
千倉駅から410号(房総フラワーライン)を白浜町方面へ約15分車を走らせると、大川という地区に入ります。右手に理容室『こみやま』が目印です。そのお隣に左の写真の建物(車庫)があり、車庫前に車を止め車庫脇の道を進むと、庭の左奥が焙煎工房です。
●オーナーはこだわりのバリスタ
MONTE CAFÉのオーナーは、バリスタと(SCAJ認定)アドバンスド・コーヒーマイスターの資格を持つ山口光宏(やまぐちみつひろ)さん。「自分の気に入ったものを信じてやっているだけ」と職人気質な方です。
MONTE CAFÉのこだわりを「煎りたて・挽きたて・淹れたての『さんたて』のコーヒーが飲めるところが、うちのいいところかな。それが一番シンプルでおいしいんだよね。」と語ってくれました。
では、MONTE流『さんたて』を簡単に紹介します!
●MONTE流『さんたて』の手順
❶煎る
山口さんは「焙煎の目的は、(豆を煎り焦がすことにあるのではなく)その豆の持っている個性を最大限に引き出してあげること」と言います。
MONTE CAFEでは、特注ロースターでコーヒーの生豆を煎ります。 焙煎時間は約10分から15分。 毎回温度や湿度が違うので、「豆がもういいよってところ」で止めるのだそうです。
焙煎も後半。 コーヒー豆の内部が膨らみ、音がなることを『コーヒー豆がはぜる』といい、ブレンド豆の場合2回はぜると、「そろそろ出来あがりですよ」の知らせだそうです。 一はぜの時の音は、パン パンという感じ、二はぜの時の音は、チリ チリという感じ、と山口さんは表現しています。
焙煎後は、コーヒー豆の色と艶、香りがまったく違います。
手動のコーヒーミルをガリガリ回し、豆を挽きます。このコーヒー豆が砕けている感覚が、自動ミルでは味わえない癒しの時間かもしれません。 「コーヒーを淹れる直前で豆を挽くと、格段においしい」と、笑顔で話す山口さん。
❸淹れる
MONTE CAFÉ(工房のみ)では、お湯を温める際お水が甘く感じるという南部鉄瓶で沸かします。
湯が沸騰してから少し冷まし、セ氏90度の温度で淹れるのが適温。 ハンドドリップ式で、真ん中に落ちるように手を動かさないのがMONTE流。 山口さんから「コーヒーの抽出にはいろんな方法があるので、自分にあったドリップ法を探してみてくださいね」と一言ありました。
「コーヒーの妖精見えますか?」と、このぽたぽた落ちるコーヒーの雫が跳ねる様子を山口さんは、コーヒーの妖精にたとえます。 ドリップの最中、泡がこんもり膨らむかどうかで、コーヒーの味は格段と変わります。
煎りたて・挽きたて・淹れたての『さんたて』コーヒーのできあがりです。
「さぁ~、一杯どうぞ。」
山口さんは、2011年より南房総市生涯学習人材バンク『まちの先生』で珈琲教室を行っているので、そちらでもコーヒーの淹れ方を教われますよ。 コーヒー豆を買いに行く際または見学体験の際は、移動販売カフェで出張している場合もあるので、まずは連絡をしてみてくださいね。
◯参考欄◯
MONTE CAFÉ(モンテカフェ)
焙煎工房:千葉県南房総市千倉町大川446-1
携帯:090-3046-1123
※焙煎工房は、自家焙煎珈琲豆の販売と見学のみでカフェではありません。
※一度お店に来店された方に限り、宅配もしています。
※Facebook・Twitter・Instagramで『montecafenanaura』で検索できます。
※南房総ex-pressでも紹介しています。こちらもあわせて読んでくださいね。
【南房総応援シリーズ・みなぷれライターおすすめ② おいしい珈琲時間 MONTE CAFÉ】https://mina-pre.chiba.jp/archives/5238