毎日に欠かせないほど、コーヒー好きの私。
そんな私は夏のイベントで飲んだアイスコーヒーがおいしすぎて忘れられない味となり、その後移動カフェを見かけたら必ず飛んでいっては買うようになりました。
その移動カフェの名前は、MONTE CAFÉ(モンテカフェ)。みなさんにもおいしいコーヒーを堪能してほしいのでご紹介します。
ハンパない珈琲愛をもつ山口さん
MONTE CAFÉのオーナーは、バリスタ*でもある山口光宏(やまぐちみつひろ)さん。山口さんは、千倉町の老舗カフェ『Sand CAFÉ』の出店先である『さんぽカフェ』(道の駅潮風王国内)で数年経験を積み、その後2002年より独立し館山市で開業。2012年からは千倉町に焙煎工房をもつ移動販売カフェにお店の形を変え、おいしいコーヒーを色んな場所で提供しています。
MONTE CAFÉのこだわりを「煎(い)りたて・挽(ひ)きたて・淹(い)れたての『さんたて』のコーヒーが飲めるってところが、うちのいいところかな。それが一番シンプルなんだけど、一番おいしいんだよね。」と語ってくれました。
※バリスタとは、イタリア語の「barista」が由来となっており、『コーヒーのスペシャリスト』のことを指します。バリスタは、エスプレッソをはじめとするさまざまなコーヒーを淹れるスキルだけでなく、コーヒーに関する専門的な知識を有しているプロのこと。(転職大辞典より引用)
山口さんは職人気質なためかあまり多くを語りませんが、親しくなると惜しげもなくコーヒーの事やコーヒーの淹れ方までを教えてくれたりします。
本当にコーヒーを淹れることが大好きなんだなぁ~と感じたのは、焙煎したてのコーヒーを淹れている際のこと。落としているコーヒーの表面に弾む粒が、山口さんにはコーヒーの妖精が踊っているように見えるようで、「コーヒーの妖精が『飲んでっ』言っているようでしょ。」と、この日一番の笑顔の山口さんがいました。
また「自分の気に入ったものを信じてやっているだけだから。」とさらっと言ってのけるところが、ブレない信念をもった職人気質な気概(きがい)を感じさせます。
そんな珈琲愛がハンパない山口さんが淹れるコーヒーをぜひ味わってほしいです。
じぶんコーヒーで極上のおうち時間を。
おうちで過ごすことが多いコロナ禍の今。おうちにいても極上のリラックスタイムを過ごしたいですよね。そんな時、MONTE CAFÉ で焙煎した豆を自分でドリップして、おいしい珈琲時間を過ごすのはどうでしょう。
焙煎工房ではコーヒー豆を買ってくれた方が希望すれば、焙煎からコーヒーの淹れ方まで体験見学させてくれます。おいしいコーヒーの淹れ方を教わって、じぶんで実践してみるのもいいですよね。
●焙煎見学 新たな発見を紹介●
・コーヒーは焙煎している時が、一番香っている。
・焙煎の後半、コーヒー豆の内部がむくらみ音がなることを『コーヒーの豆がハゼる』といい、ブレンド豆の場合2回ハゼるとそろそろ出来上がりですよという知らせだそうです。
・焙煎が終わった後、豆自体の熱で焙煎がすすんでしまうのを防ぐため扇風機で粗熱をとります。湯気がもわ~っと立ちあがる中、あっという間に豆が重ならないよう4層のカゴの段を作り上げる作業が見事!
何度伺っても新たなコーヒーの魅力と発見があり、さらにコーヒーの奥深さを知ることができました。
山口さんは、2011年より南房総市生涯学習人材バンク『まちの先生』で珈琲教室も行っているので、そちらでもおいしいコーヒーの淹れ方を教われますよ。
色んな場所においしいコーヒーをお届け!
MONTE CAFÉのおいしいコーヒーが飲みたいなら、このレトロかわいい黒い車を目印にしてください。
例えば、丸山町のはなまる市場では、移動カフェがお買い物に来る方のちょっとした憩いの場に。焙煎工房の近所にある『GGパン工房』では、ご夫婦で手作りされているパンと相性ぴったりのコーヒーを。
山口さんは、人が集まる場所に行きそこでお客さまとコーヒーの話しながら販売するというこの移動カフェスタイルが好きだそうです。
●移動カフェ出店場所と曜日●
土曜日:手作りパン工房GGの駐車場(千倉町大川258-1)
日曜日:千倉の朝市(第1.3の日曜日・千倉町平館漁港にて)
はなまる市場の駐車場(丸山町 道の駅ローズマリー公園内)
※雨天の場合、移動販売されない場合もありますので問い合わせされる事をおすすめします。
一押しは手間暇かけたアイスコーヒー
みなさんがおいしいと思うコーヒーはそれぞれあると思いますが、私はMONTEさんのアイスコーヒーが一押しです!
なぜならば、コーヒーのうまさが凝縮しているからです。
氷の入ったカップに熱いコーヒーを入れて冷ます方法ではなく、ボールに氷を張りコーヒー自体を冷やす方法を取っていることも、おいしさの秘訣の一つ。溶けた氷の水でコーヒーが薄まることがないから、コーヒーそのもの味が残るのだそうです。
アイスコーヒーを提供するときは、地元で買ってきた氷のブロックをピックで割り浮かべ、さらに涼を感じさせてくれます。
MONTEさんのアイスコーヒーは、ちょうどよい苦みと甘みがあるのでブラックがおすすめです。
●気になるコーヒーのお値段は?●
MONTE CAFÉで主に販売しているのは、高家(たかべ)ブレンドとマンデリンと日本では希少なハワイ産のコーヒー豆ハワイカウの3つ。
<ドリンク1杯の価格> <焙煎珈琲豆の価格 180g>
高家ブレンド 300円 高家ブレンドの豆 900円
マンデリン 400円 マンデリンの豆 1200円
ハワイカウ 600円 ハワイカウの豆 4500円
アイスコーヒー 300円 アイスコーヒー用の豆 1050円
※2020年7月時点
※高家(たかべ)ブレンドとは、千倉町にある料理の神様を祀る高家神社にならい、様々な料理の食後の締めに合うようにブレンド焙煎されたMONTEさんオリジナルの豆です。またこの高家ブレンドは、平成25年に千倉地域づくり協議会「きずな」から『高家ふるさと産品』に認定されています。
まとめ
お友達とおしゃべりしたい時、リラックスしたい時、気持ちを切り替えたい時、コーヒーの存在は欠かせませんよね。そんな時、MONTE CAFÉの自家焙煎珈琲でおいしい珈琲時間はいかがですか?移動カフェで、おうちで、ぜひどうぞ!
MONTE CAFÉ(モンテカフェ)
焙煎工房:千葉県南房総市千倉町大川446-1
携帯:090-3046-1123
※Facebook・Twitter・Instagramで『montecafenanaura』で検索できます。
この記事を書いたのは…
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香川県出身。
只今子育ても半ばにさしかかり、40代からやりたいことを仕事にしたいと一念発起。
プロカメラマンに師事しながら、駆け出しカメラマンとして千葉県南房総市を拠点に“カメラで地域おこし”をテーマに仕事している。人との出会いを大切にし、人との輪をつなげるお仕事ができたらいいなぁと思っています。
ライターとしても、“地域おこし”ができるのではないかと猛勉強中。
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