夫のUターンにつきあって移住した美容師 「楽ちん堂美容室」クミーコさん
こんにちは、南房総市和田町在住のあわみなこです。
2014年3月に東京都調布市から移住してきました。
このブログをご覧になっているみなさまの中には、南房総への移住を検討中の方も多いのではないでしょうか。
今回は30数年前、東京から南房総にやってきた移住の先輩、クミーコさんをご紹介します。
クミーコさんってどんな人?
クミーコさんは美容師&セラピスト。 南房総市富浦町の自宅で「楽ちん堂美容室」を営んでいます。
東京の下町で生まれ育ち、結婚して最初のお子さんの子育て中に南房総にやってきました。
南房総は旦那様のふるさとです。
もともと田舎暮らしに魅力を感じていたクミーコさん、独身時代は北海道の牧場で牛の世話をしたり長野県の高原野菜の畑でアルバイトをしたりと、移住に抵抗はなかったそうです。
移住して困ったこと、嫌だったことはなかったか、お聞きしたところ、
「あまりありませんが、私が移住してきた30数年前は、館山バイパスも館山自動車道も通っていませんでした。交通の便が今より格段に悪かったんですね。仕事や講習で東京に行くときは1時間に1本しか通らない電車頼みでした。車にしても渋滞が大変だったんですよ~」
とのお答えが。
館山バイパス、館山自動車道が通った今では、「楽ちん堂美容室」はに富浦IC、高速バスの発着所に近く、内房線富浦駅からも歩ける好立地で、南房総市民としてはうらやましい限りです。
いつだってマイペース。とまらずに進化中
クミーコさんは現在、午前中は宅で開業している美容室でお仕事、午後からはリゾートホテルでセラピストとして働いています。
子育てが一段落したころから自宅でぼちぼち仕事をはじめましたが、家を建てたのをきっかけに自宅で開業、2021年には「日本の花嫁さんになれる場所・楽ちん堂美容室」としてリニューアルしました。
クミーコさんはいつだってマイペースですが、自分の興味と直感にしたがって勉強を怠りません。
移住してから地元のホテルで受けたアロマトリートメントに、「これだ!!」と感銘を受け、ご自身でも勉強。今ではセラピストとして活躍しています。
また、高校生の頃からの趣味であるカメラの腕も活かしています。
これから一番力を入れていきたいサービスは「おひとりさま日本の花嫁」。
これは結婚するときとは限らず、また年齢も問わずに花嫁衣装を身につけて写真に撮られることで、自分が美しく変わる楽しさや可能性を提供するものです。
常に進化中のクミーコさんから目が離せませんね!
クミーコさんからみた南房総
クミーコさんに、南房総にやってきて良かったと思うことは何か、お聞きしました。
「やはりのんびりしているところがよいと思います。それに空気が都会と違います。
さきほど昔は交通の便が悪かったというお話をしましたが、東京から戻って富浦駅で電車を降りると空気がきれいで潮の香りがして『あ~、ここに住んで良かった』と思ったものです」
移住を考える方に、ひとことアドバイスをお願いします。
「田舎暮らしでは移住した先によってローカルルールがあります。そこに気をつけながらゆっくり溶け込んでいくとよいと思いますよ!」とのこと。
以下に続きます。
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