子どもの急病やケガの時に頼れる!安房地域の医療環境について
移住先を検討するとき、医療環境は大事なチェックポイントのひとつです。子育て世帯にとっては、子どもの急病やケガに対応できる病院があるのかも気になるところ。この記事では、子どもの緊急時に頼れる安房地域の病院や施設をご紹介します。
親しみやすい二次救急病院「安房地域医療センター」
館山市にある安房地域医療センターは、一般外来に加えて二次救急対応も行う二次救急指定病院です。救急センターや透析センター、リハビリテーションセンターなどを備えており、あらゆる世代に充実した医療を提供しています。私はここで健康診断を受けたことがありますが、医師、看護師、スタッフのみなさん、とても親切で気さくな印象です。
安房地域医療センターでは、小児科の外来診察も行っています。小児科医が常勤しており、「小児の疾患は全般的にお断りいたしませんので、お気軽にご予約ください」と、ウェブサイトに記載されています。(2021年10月現在)小さな子どもがいる家庭にとって心強い言葉ですね!
コロナ禍になるだいぶ前の話ですが、私の息子は安房地域医療センターの救急科にお世話になったことがあります。休日に激しく咳込んでいた息子を救急センターに連れていったところ、肺炎と診断されました。そこから救急車で亀田総合病院へ移動し、入院することに。スムーズな連携のおかげで大事にいたることはありませんでした。
安房地域医療センターは24時間体制で救急患者を受け入れていますが、夜間は小児科の診察が難しい場合があるようです。夜間に小児科医に診てほしい時は電話で確認することをおすすめします。
どんな患者もどーんと受け入れる三次救急病院「亀田総合病院」
鴨川市にある亀田総合病院は、千葉県南部の基幹病院です。ドクターヘリのヘリポートもある三次救急指定病院で、高精度な機器を備え、高度な医療を提供しています。私もここで乳がんの手術をし、治療を受けています。同じ敷地内に亀田クリニックがありますが、亀田クリニックでは一般的な外来診察、亀田総合病院では手術や入院治療を集中的に行っています。
私の息子は亀田総合病院の救命救急科にもお世話になったことがあります。肺炎で安房地域医療センターから救急車で運ばれて入院した時が1回目。2回目は、夜間に熱性けいれんを起こしたので救命救急科に連れていき、そのまま検査入院をすることになりました。息子は小児病棟の看護師さんたちが大好きでよくなついていました。
ちなみに、子どもが入院する場合は亀田総合病院の小児病棟ですが、小児科の外来診察の場合は亀田クリニックです。
亀田総合病院は24時間365日、小さな子どもや赤ちゃんの救急患者も受け入れてくれます。全国から患者が集まる優れた病院で高度な治療を受けられるので、大きなケガや急病などの緊急時も安心です。
子どもが病気だけど、保護者は仕事を休めない…そんな時は病児保育室へ
重症ではないけれど、子どもが病気やケガをしてしまった!保育所に預けることも、家で子どものお世話をすることもできない…。そんな時に頼れる「病児保育室」が安房地域には3カ所あります。どこも1日あたり6人まで。定員に達する日が多いようですが、医療施設に併設されているので病気の子どもを預ける親にとって安心できる環境です。
私は実際に利用したことはありませんが、緊急時に備えて登録だけはしてあります。基本的に事前登録制ですが、利用当日の登録もできます。詳しくは各病児保育室のウェブサイトをご確認ください。
0歳(生後57日以上)から小学校6年生まで
保育時間:午前8時から午後6時まで
休日:金曜日、日曜日、祝日、年末年始、診療所の休診日
利用料金:1日当たり1,000円(昼食・おやつ持参)
詳しい紹介記事はこちら⇒働くママパパの強い味方「病児保育室 そらまめ」
0歳(生後57日以上)から小学校3年生まで
保育時間:午前8時から午後5時
休日:日曜日、祝日、年末年始
利用料金:1日あたり2,000円(昼食は持参、おやつ実費)
0歳(生後57日以上)から小学校3年生まで
保育時間 午前8時から午後5時30分まで(土曜日は午後2時まで)
休日 日曜日、祝日、年末年始
利用料金 1日当たり800円
まとめ
南房総市を含む安房地域には、大人も子どもも頼れる医療機関が点在しています。普段は近所のかかりつけ医、高度医療が必要な時は救急病院と、どんな場面でも安心できる環境が整っています。移住・永住を検討する際に安心材料のひとつとして思い出していただければ幸いです。