新規就農+養鶏+税理士、3足のわらじで移住生活
2015年8月、南房総市にある「百姓屋敷レストランじろえむ」の研修生として移住してきた川合淳一さん(35歳)。
2年の農業研修を経て根を下ろした先は、三芳地区にある山名エリアでした。
川合さんの家探しの条件
・農+自然の中で暮らせる場所
・庭が広く、隣が見えないプライベート感
「山名に来れば何かある」そんな場所を目指して
百姓屋敷レストランじろえむが紹介してくれたのは、シェア里山「ヤマナハウス」の裏に位置する家。
養鶏と農業を営んでいた人の土地でした。
ヤマナハウスと山をつなげて大きな規模で遊ぶことができるこの立地は、川合さんにとって好条件でした。
平飼いの有精卵販売「すぎな舎」をそのまま引き継ぎ、農家としてパエリア米を作りながら、本格的なパエリア作りも学んでいます。
ヤマナハウスを利用して、自分で育てたパエリア米で本格的なパエリアを作るイベントを開催したことも。
農家経営にアドバイスできる税理士を目指して
養鶏や農業だけでなく、税理士としての顔を持つ川合さん。
「大規模な農家でなくても、農家が食べていけるシステムをつくりたい」と考えているそうです。
まずは自分で実践して、その証明をしようと毎日奮闘中。
田舎暮らしの憧れの一つ、DIYを実践
自分で小屋作りをしてみたい。
家の改修を仲間とやってみたい。
そんな夢を思い描いている人も多いのでは?
川合さんは、今の家と土地を手に入れてから5年計画でDIYを進めています。
日当たりが悪かった部屋の壁をぶち抜いたり、床を張ったり。
「買ったからには、きれいに、おしゃれにして楽しい場所にしたい」と話す川合さん。
最近は、小さなベランダを広いウッドデッキに改修しました。
いつ訪れても、仲間と作業を楽しんでいる川合さん。
3足のわらじ+DIYは苦労も多いと思いますが、彼の人がらと暮らしに魅力を感じて、人が集まって来るのでしょう。
今後山名の里山にどんな手が加わっていくのか、とても楽しみな場所の一つです。
川合さんから移住希望者へ
離れた場所からネットで情報を探しても見つからない。
地域に入れば見つかります!
info
すぎな舎のFacebookページ:https://www.facebook.com/suginasha/
百姓屋敷レストランじろえむのHP:http://jiroemu.kikirara.jp/
ヤマナハウスのHP:https://yamanahouse.site/