現役海女が伝えます!白浜ってこんな町なんです
こんにちは!白浜に移住して42年。高校卒業し夢を抱き東京で何年か働いていましたが、大好きな白浜へ戻ってきました。その後、地元に嫁ぎ海女業を始めて10年の海月海女が、白浜の魅力をお伝えします。
白浜は、千葉県の最南端。太平洋が一面に広がり海と山に恵まれ、町の中心に灯台がそびえ立つ長さ約10㎞の細長い町で、漁業、農業、観光に力を入れています。
一年を通して観光することができますが、私のトップシーズンはやはり夏!アワビやサザエが最も美味しい旬の季節です。冬は、暖かく霜が降りることは、滅多にないので、1月〜2月に花が満開になり花摘みやいちご狩りも楽しめます。
昔からここで暮らす多くの人たちは、5月~9月まで海で潜り、10月~3月まで花を育て生計を立てています。
しかし近年は、高齢化が進み漁業も農業も後を継ぐ人が減ってきています。
白浜の魅力と言ったら「朝日と夕日」「月と星」です。
房総半島の最南端だからこそ朝日も夕日も見ることができるのです。海から昇り海に沈む。
そんな当たり前の光景かもしれませんが白浜の海沿いはどこも絶景を見ることができます。
私は、体力維持とダイエットの為にウオーキングをしているのですが、
夕日が沈み月が出て、満月のときなんて海の波間に映る水月といったら美しさに思わずため息が出ます。
毎日変わる海沿いの景色を眺めながらのウオーキングは、辛いのに幸せを感じるのです。
白浜のシンボル、野島埼灯台の遊歩道には大きな岩の上に「朝日と夕日が見える岬」
というベンチがあり太平洋が一望でき絶景です。
また白浜最西端の根本海岸で見る夕日も格別です。
根本海岸は、夏場オートキャンプ場になります。
バーベキューをしながら、ゆったり、まったりとした時間を過ごすのは最高 !
そこでみんなが寝静まるころ砂浜に寝っ転がって夜空を見てください。
摩天の星が降ってきそうで、時を忘れてしまいます。
私は、地元ですが子供を連れて何度も行きました。
やはりキャンプは、子育てをするのにとてもいい家族のイベントだと思います。
私の子供は成長し多忙でスケジュールがなかなか合わず最近は行けてませんが、
子供たちの思い出の中で、ダントツの 1 位らしいです。
そんな自然に恵まれた白浜は、電車が通っていません。
子供の頃から住んでいる私にとっては、車での移動が普通だったので
電車が通っていないことの不便さは、感じません。しかしやはり田舎。
車は一家に一台は、あったほうが何かと便利です。
最近は、高速バスが利用できるようになり都心へのアクセスも楽になってきました。
白浜発~東京行きの高速バスは、1日に7本。
館山駅~東京行きは1~2時間に1本出ています。
白浜から高速道路の富浦インターまで約30分。そこから東京まで90分。
ひと昔前に比べたら、かなり便利になったので訪れやすくなったと思います。
このブログを読んで少しでも白浜に興味を持ってくれたらうれしいです。
日頃の疲れを癒しにぜひ一度遊びに来てください。きっとまた来たくなりますよ。