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南房総応援シリーズ・みなぷれライターおすすめ① 落ち着ける大人空間 美容室lian.

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2019年南房総一帯は、今までに経験のない台風を何度も受けました。
新年を迎え、その痛手をなんとか復旧復興しようとしていた矢先に、今度はコロナショック。
そこで私たちみなぷれライターは、『このコロナ禍でも、お店を閉めることなく乗り越えて欲しい』という思いから、南房総応援シリーズを始めることにしました。
国の緊急事態宣言が解除された後、以前とは少し違和感のある”日常”が戻りつつありますが、業種によっては未だ困難な状況におかれている南房総のお店の一助になれば幸いです。
私たち地元のみなぷれライターが、おすすめするお店の紹介をしていきたいと思います!
気になるお店があったら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

今回は私のおすすめの美容室『lian(リアン).』をご紹介します。
館山市高井のセブンイレブンからカインズ方面に進む急カーブの右側にある、白を基調としたシックな外観のお店が気になったことはありませんか?このお店、東京で経験を積んだ美容師さんが地元にUターンして開いた美容室なんですよ。
美容室に行く時、誰しも今の自分と違う新しい自分に会いたくてその扉を開けようとします。美容室『lian.』をその扉の一つとして紹介したいと思います。

お店の雰囲気はモノトーンを基調としたシックな創り

ここは房総の片田舎ですが、どこか都会の香りがします。
お店の外装は白一色、内装も打ちっぱなしのコンクリートの様で非日常に迷い込んでしまったかのような錯覚におちいります。でもモノトーンカラーで統一されているからか自然と心が落ち着くんですよ。美術館に来た感覚に似ているんでしょうね。
オーナー兼スタイリストの高木信幸(たかきのぶゆき)さん曰く、「シンプルが一番」だそうです。高木さんは「一輪でもいいから花を」をモットーに、お店には必ず花を飾ります。シンプルな空間の中に凛とたたずむ花は、まさに高木さん自身ではないでしょうか。

そして「お客様に見せたい景色は、実は鏡の中にあるんですよ」と案内された場所は、いつもの席でした。そこに座ると、高木さんが見せたい景色が広がっていました。なるほど…いつの間にかリラックスできる空間に落としこまれていたみたいです。どんな景色かは実際に行って体感してみてくださいね。

物腰の柔らかなオーナーの顔

男性にしては物腰が柔らかな高木さんは地元出身。若い頃都会で昼夜を問わずスタイリストとヘアメイクの経験を積み、数年前地元に戻り2019年に独立され念願の美容室を開いたそうです。
そこで高木さんの人柄などをちょっとご紹介。

<巧みな接客術と人柄>
若い頃にヘアメイクやスタイリストとして培った気遣いと心地よい接客術とが、馴染み客を虜にさせるのではないかと私は感じています。
例えば、「寒くないですか?」「お時間長引いて、お子さん大丈夫ですか?」と気遣ってくれるのはいつものこと。一番印象に残っているのは、施術中に子育て本を読んでいて不覚にも涙が止まらなくなった時、「何かありましたか?」とおおげさに反応するわけでなく「子育てって大変ですよね」とさりげない言葉をかけてくれたことです。気持ちが楽になり、リラックスしてカットを終えることができました。
スタイリングの上手さだけでなく、しっかりと心に寄り添ってくれる接客が通う決め手になりました。

<スタイリングの時は…>
スタイリングは高木さんお一人で担当し、余裕のあるスケジュールでお仕事されています。他のお客さんと顔を合わせることもなく、時間を気にせずに落ち着いて過ごすことができます。
また、私が○○さんの画像を見せて「こんなイメージの髪型にしてください」と言うと、その場で一緒に「○○さん」を検索してくれ、いくつか見つかった画像の中で、一番イメージに近いスタイリングにしてくれました。
そして何よりお客さんの頭の形や顔の骨格を理解しているのが高木さんのスタイリングの基本。「こんなスタイリングもどうですか?」と提案もしてくれるので安心できます。

高木さんに気になったことを聞いてみました。

<お店の名前の由来は?>
『lian.』というお店の名前は友人からいただき、フランス語の「つながる人・場所」という意味のlienにしたそう。lienのままだとリエン(離縁)と読めてしまうことからスペルを変えたという、高木さんらしい心遣いの店名です。
また最後の.(ドット)には、「そのつながりの終着地点ではないけど、とどまりつづけて欲しい」という願いがこもっているそうで、ここは高木さん本人のこだわりだそうです。

<お店のホームページに『落ちつける空間創りを大切に、お客様のライフスタイルに合わせたスタイルを心がけています。』と載せられていますが、具体的にどういうことですか?>

●落ちつける空間創りとは、
「この空間は非日常を演出しているので、お客様がリラックスして楽しんでもらえたらうれしいです。ここに来てくれる時間や空間を大事にしてもらいたいですね。」
「私とお客さまの1対1の対応ですから、時間に追われて慌ただしくはしたくないんですよ。美容師は接客業と技術職の両方ですから、お客様一人一人に向き合っていきたいですね。」
私が感じていたコトと高木さんが大事にしていたコトがリンクされていたな~とビックリさせられました。思いは人にちゃんと伝わっているんですね。

●ライフスタイルに合わせたスタイルとは、
「その人それぞれの好みや生活スタイルのことです。初めての方に『おまかせでお願いします』と言われても、実はお断りしているんですよ。なぜなら美容師側に100%任せるのではなく、お客様にも普段のライフスタイルの中でヘアスタイルについて考えて欲しいと思うからです。」

お話を伺ってみると深~いお話がそこにあり、またスタイリングをしてもらいたいという気持ちが強くなりました。

<まとめ>
美容室選びは人それぞれですが、みなさんが”ここがいい“と通う決め手は、どこでしょう?
美容師さんの技術、そして人柄をみて「この人なら任せてみよう」思われるのではないでしょうか。
そんなお店の一つとして美容室『lian.』をみなさんにおススメします!

lian.
場所:千葉県館山市高井204-3
営業時間:9:00 ~ 19:00
火曜定休
tel:0470-49-4231
HP:https://www.lian-tateyama.com/
※24時間ネット予約もしています。

 この記事を書いたのは…

shouji naomi
香川県出身。
只今子育ても半ばにさしかかり、40代からやりたいことを仕事にしたいと一念発起。
プロカメラマンに師事しながら、駆け出しカメラマンとして千葉県南房総市を拠点に“カメラで地域おこし”をテーマに仕事している。人との出会いを大切にし、人との輪をつなげるお仕事ができたらいいなぁと思っています。
ライターとしても、“地域おこし”ができるのではないかと猛勉強中。

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