南房総2拠点“ハンターズハウス”て何?
田舎で畑をやりながら暮らしたいと考える人についてまわる、獣害問題。南房総でもイノシシによる獣害は年々数を増しています。市内でもエリアにより被害はさまざまですが、畑に携わるなら狩猟技術を学んでおいて損はありません。「南房総2拠点ハンターズハウス」は、都市部在住者が南房総の住民たちと交流しながら、狩猟者になるためのプログラムを学べるプランです。こちらのプログラムは既に定員に達していますが、南房総での取り組みの一つとして紹介させていただきます。
11月20日から2月28日の間は、狩猟に最も適した期間。この期間中、参加費15万円(税抜)で最大30泊まで民宿の個室を利用することができるプランです。民宿があるのは、南房総市岩井地区。約2kmの砂浜が続く岩井海岸の近くにある、4軒の民宿から選ぶことができます。あなたのタイミングで好きなときに利用して、民宿を泊まり比べることが可能です。
講座、罠仕掛け、猟場練習、狩猟コミュニティの4つのプログラムを用意
プログラムでは、地元のハンターから罠(わな)掛けの基礎を学びます。また、獣の解体から調理の仕方も教えてもらえるので、得た獣を無駄にすることなく利用し、循環させることができます。
地元のハンターと一緒に現場へ赴き、くくり罠を仕掛けるという実践もあります。期間中は自由に猟場へ出入りできるので、仕掛けた罠を見回ったり、獣の痕跡を探したりすることも可能です。
SNSグループでの情報共有により、タイミングが合えば地元のハンターと一緒に罠の見回り、捕獲個体の止めさし見学や解体に立ち会うこともできます。
技術取得だけでなく、ローカルコミュニティの仲間に入れる!?
宿の人や地域の人、ハンターたちと交流しているうちに実践を身に付けられるだけでなく、2拠点や移住への足掛かりが見つけられそうです。参加者たちの中から、新たな移住者が生まれるかもしれませんね。
今回は既に満員のため新たな募集は行っておりませんが、このプログラムが成功し、継続されることを願います。
南房総2拠点ハンターズハウス: https://www.cm-boso.com/huntershouse.html?fbclid=IwAR247qSlj-ap9IWr7-uX60MWDp7hpxNl4xpvOM-pli1-iNC_-20Nh082fVY
姉妹サービスとして、狩猟プログラムを除いた「南房総2拠点”3カ月”ハウス」の紹介記事はこちら
https://mina-pre.chiba.jp/turn-minamiboso/archives/2090