クジラを学んで楽しめる「道の駅和田浦WA・O!(ワオ)」

南房総和田地区はクジラの町として有名な場所です。そこにある道の駅和田浦WA・O!(以下ワオと記載)では、クジラに関する加工品やおみやげグッズがたくさんそろっています。ワオのすぐ隣には「鯨(くじら)資料館」があり、展示物や資料が見られますよ。

クジラについて学んでみよう「鯨資料館」

現在捕鯨(ほげい)が行われているのは、日本で4ヵ所だけ。その1つが千葉県の南房総市(旧和田町和田浦)です。和田漁港では7~8月に決められた頭数だけツチクジラ漁をしています。捕れたクジラの解体を見学することもでき、解体した肉はその場で販売もされます。

シロナガスクジラのレプリカ

ワオに行く前にぜひ寄ってほしいのが、「鯨資料館」です。入館無料なので、気軽に立ち寄れますよ。
資料館に入る前に見ていただきたいのは、全長26メートルのシロナガスクジラの巨大なレプリカ。近くで見られるように、デッキも設置されています。その近くに、漁で使用する銛(もり)を発射する道具の捕鯨砲(ほげいほう)も展示されていて、これもけっこう大きいです。
クジラの形をした子供用の遊具もあり、小さいお子さん連れにはうれしいポイントです。

クジラの形をした遊具

くじら資料館にはさまざま展示物があり、クイズや漁で使う道具、骨、工芸品などが展示されています。
クジラ塚ってご存じですか?恥ずかしながら、南房総生まれの私は知りませんでした。クジラ塚とは、食料や資源として利用する代わりに、感謝や供養を込めて建てられたそうです。なんと南房総地域に6基も建てられています。詳しい内容は資料館で確認してみてくださいね。

クジラの商品がいっぱい「道の駅和田浦WA・O!」

クジラ肉を天日干ししたものは、「くじらのたれ」と呼ばれ、房州名物の1つ。もちろんワオでも販売されています。その他にも、ベーコンや缶詰めなどクジラに関する商品が数多くそろっているのがワオの特徴です。
地元で採れた新鮮な野菜やお花にも注目!和田浦は花の栽培も盛んな地域なので、お手頃価格で新鮮なお花が手に入りますよ。


お食事処和田浜では、丼ぶりや定食などいろいろなメニューがありますが、中でも「くじら給食」(1日に10食限定)がおすすめです。
和田浜にはテイクアウトコーナーもあり、ソフトクリームやくじらコロッケ、くじら肉まんなど気軽に食事が楽しめます。また、道の駅と言えばソフトクリームは欠かせません。房州産のはちみつを使用したハチミツソフトクリームはワオだけの限定商品です。

©南房総市 くじら給食

【道の駅和田浦WA・O!(ワオ)】
営業時間:9:00~18:00(2020年2月27日現在9:00~17:30)
※食事処は10:00~18:00 (不定休)(2020年2月27日現在10:00~17:00)
〒299-2703 千葉県南房総市和田町仁我浦243
TEL:0470-47-3100
http://wa-o.awa.jp/

クジラのことが学べて、料理も楽しめるワオに訪れてみませんか。
また、ワオの周辺は散歩したくなるほどすてきな場所がいっぱいなので、ぜひ下の記事をチェックしてみてください。クジラの解体が行われる和田漁港も載っていますよ。
和田浦を歩こう! 夏の”くじらのまち和田浦”堪能プラン
https://mina-pre.chiba.jp/archives/1711

ari-iku

千葉県南房総で生まれ育ちました。 現在2人の子供の子育て中です。 子供を出産してから、南房総が子育てに良い場所だと気が付きました。 大好きな南房総を全国に広めたい!と思っています。 みなぷれでは、おもに子供と楽しめる地域の情報を発信していきたいです。

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