南房総に天然ヘナ染めができるサロンがあった！
こんにちは、南房総市和田町在住のあわみなこです。
2014年3月に東京都調布市から移住してきました。
私、あわみなこは30代後半から白髪対策としてヘアマニキュアを施していました。
数年前からはトリートメントタイプのマニキュアとセットのシャンプーを使っていますが、天然ヘナ染めにチャレンジしてみたいと思いつづけること約2年。
「南房総に化学物質の入っていない天然ヘナを扱っている美容室はあるのか？（たとえあっても手が出せる料金なのか？）」
「できれば自分でヘナ染めをできるように、レッスンを受けたい」
…という懸念と希望を持って探したところ、あった、ありました。
その名も「楽ちん堂美容室」。南房総市富浦町にあるサロンです。
ちなみに、ヘナとはアーユルヴェーダ（インドの伝統医療）で数千年以上使われてきた歴史があるハーブ。
このヘナの色素で髪を染めるのが「ヘナ染め」です。
色味は限られ、また現在では化学染料を混ぜたヘナが多数出回っているので注意が必要ですが、天然100％のものを選べば、化学物質の助けを借りずに髪を染めることができます。
染料に使われるヘナは細かい粉末になっており見た目、香りとも抹茶に似ています。
ヘナの粉末をお湯で溶きます。抹茶のような香り
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～夫のUターンにつきあって移住した美容師 「楽ちん堂美容室」クミーコさん～
それにしても天然ヘナを扱って施術してくれる店、さらに、やり方を教えてくれる店というのは首都圏でも数少ないかと思います。
それが南房総にあったことに驚きました。 しかも100%天然ヘナのメーカー「ハナヘナ」のプレミアム認定店になっています。
楽ちん堂美容室 セルフヘナ教室 パッチテスト編
セルフヘナ教室は、私のように1名でも参加できます。
体験教室の前に1度パッチテストを行う必要があるので「楽ちん堂美容室」に出向きました。
パッチテストは、ナチュラル（オレンジ）とインディゴ（ブルー）の2種類をそれぞれお湯で溶いたものを腕の内側に塗って様子をみます。
パッチテストの際、天然100%のヘナ染めとはどういうものなのかの説明を受けます。
やはり化学染料が入ったヘナや化学染料を使った一般的な白髪染めとは仕上がりが違うので、説明をよく聞き、分からないことはクミーコさんに聞きましょう。
また、白髪の量や気になるポイント、色の好み（ヘナなのであまり選べません）などのヒアリングがあります。
私は今回、オレンジ一色を使うことになりました。オレンジで染めてからもういちどインディゴ（ブルー）で染める、というのも一般的な方法です。
セルフヘナ教室 当日編
いよいよセルフヘナ教室当日になりました！
流れとしては、
（1）身支度（ケープ、手袋など）
（2）ヘナ作り（粉をお湯で溶く）
（3）ヘラ、または手でヘナを髪につける
（4）キッチンペーパーとサランラップ、ヘアターバンで巻いて保温（※乾かないうちに！）
（5）40分ほど置く
（6）ヘナを落として、乾かす
…ということで、ヘナはマヨネーズ程度の固さに調整すること、ヘナを塗った後に乾いてしまわないように、しっかりとラップを巻いて保温しておくこと、がコツでしょうか。
楽ちん堂美容室のヘナ染めでウレシイのは、「塗るだけヘナ」という、ヘナを流す工程を自分でやる、というコースがあること。
このコースならヘナを塗ってラップ＆ターバンのまま帰宅することができ、料金も割引されます。
もうひとつは、ヘナを塗って待つ間にリラクゼーションのメニューが受けられること（※別料金）です。
私はこの日、よもぎと枇杷の葉を使った足蒸しをお願いしました。
待ち時間が終わってヘナを流し、乾かしてもらうと気になっていた部分はきれいにオレンジ色に染まり、マイルドで柔らかいイメージになりました。
これからしばらくは気になったところだけ自分で染めてみて、2か月に1度くらいはクミーコさんのところで全体的を染めてもらおうかと思います。
ヘナ染め愛好家のみなさん、安心して南房総にお越しください！
ヘナ染めのための道具類。右はシリコン製のスクーパー（塗るときに便利）
ヘナを塗るあわみなこ 真剣！
ターバンを巻いて一休み
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