地元の神社 天津神明宮(あまつしんめいぐう)で「おついたち市」が開催されるとの情報を得たため、移住後初、地元の方が集まる場所へ行ってみました。
天津神明宮では、毎月1日(曜日問わず、ただし元日を除く)に境内で「おついたち市」が開催されます。地域交流資源の有効活用と震災等復興支援を目的として、平成23年6月1日から始めたそうです。
どんな「市」なのか期待!
館山方面から国道128号線を進み天津バイパスを降りてすぐ、旧道へ折り返した場所に大きな看板がお出迎え。
一気に地元感を感じる風景が…
自然の中で遊んだなつかしい子供のころの思い出へタイムスリップさせてくれます。
今年7月(2018年)の「おついたち市」は日曜日に当たったため「自由広場=ビッグおついたち市」が開催されました。いつもより多い50以上の店舗が出店しています。
昔、楽しみだったお祭りの夜店や屋台をイメージしていましたが、私が想像していた雰囲気とは違い、地域に根差した地元民参加のアットホームな印象でした。
ハンドメイドの小物や雑貨、畑で育てた野菜や果物、地元産の魚、趣味で集めた骨董品などが販売されています。思い思いの品を販売する機会があるのは良いことですね。
訪れたお客と店主との掛け合いも楽しそうです。
その他にも、マッサージ・占い・手作り体験など、多種多様のお店が出店されています。
たくさんある店舗の中から、一部をご紹介!
子供服・小物
まず出会ったのは、手作り子供服と小物を販売しているお店。
子育ての合間に作られたという商品の数々。商品からやさしさと丁寧な仕事がうかがえます。
子供に着せたくなる洋服が並びます。
通常はインターネットサイトで、出品販売しているそうです。
参考:ハンドメイドマーケット minne(ミンネ)
出品者名:marhuikk₋soomii
かき氷
この日は朝から暑い日でしたが、すてきな老夫婦のかき氷屋さんを見つけました。
かき氷の機械は昔懐かしいレトロなもの。シロップはすべて手作り。
どの味にするか迷います。
悩んだすえ選んだのは定番のいちご。いつもならミルクを追加したくなりますが、今回は手作りシロップを味わいたくてそのままいただきました。ほどよい酸味ですっきりした甘さです。他の味も食べてみたくなりました。
店舗名、連絡先:不明
惣菜
ひときわ目を引いたのは、地元産食材を使用したお惣菜の店「みっ子ちゃんのおそうざい」。
気になるのは「長狭米100%コシヒカリ」の文字。地元鴨川市で収穫された美味しいお米を使用した商品を手軽に買うことができるのは、貴重で嬉しいかぎりです。お弁当のご飯やおにぎりに使用されています。
他にも「房州ひじき煮」「鴨川七里(枝豆)入り厚焼たまご」手の込んだおいしそうなお惣菜がたくさんならんでいます。
通常は予約注文で配達もしてくださるそうです。
パン
おいしそうな手作りパンの数々。見ているだけでほっこり!
「石臼挽き全粒地粉」看板の文字にこだわりを感じます。
種類も多く、選ぶのも悩んでしまいそう!
サンドイッチや飲み物もあります。
ぜひ、お勧めを聞いてみましょう。元気な店主との会話も魅力のひとつです。
南房総鴨川市 天津神明宮とは・・・
源頼朝公(みなもとのよりとも)が伊勢の神宮より御分霊(ごぶんれい)を勧請(かんじょう)し創建されました。 800年以上の歴史があり壮大な由緒をもつ神社です。
地域のよりどころとして多くの人々が崇敬(すうけい)し、地元民に愛されています。
※勧請(かんじょう):神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること。
※崇敬(すうけい):あがめうやまうこと
最近では、ご利益が高いパワースポットとして人気が高まっています。
県指定天然記念物になっている「まるばちしゃの木」や御神水の井戸もあり、普段でも訪れる価値がある神社です。
境内には季節の花が咲いており、楽しむことができます。
季節ごとに訪れて癒やしをいただくのも良いでしょう。
参照:天津神明宮
まとめ
紹介したお店はほんの一部。まだまだ魅力的なお店がたくさんあります。
他にも、管楽器コンサート、人形劇など催しも盛りだくさん!大人も子供も楽しめます。
ぜひ、みなさんもふれあいを楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか。
「おついたち市」
開催日:毎月1日(元旦除く)
開催時間:朝9時頃~午後3時頃まで
※神社へお参りがてらどうぞ!
【天津神明宮】
〒299-5503
千葉県鴨川市天津2950
Tel 04-7094-0323
http://www.shinmei.or.jp
この記事を書いたのは…
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茨城県出身。
「いつか、海が見える場所で暮らしたい!」ついにその夢が実現。2017年2月南房総鴨川市に移住しました。毎日、大きな青い海に癒やされています。
年に数回は訪れるほど南房総大好きな私が、移住の決め手となったキーワードは「食、花、温泉、海、自然」
自分の体験とともに、南房総の魅力を発信できたらと思います。
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