日本で「三大そば」と呼ばれるのは、岩手県のわんこそば、長野県の戸隠(とがくし)そば、島根県の出雲(いずも)そばの3つですが、このうち2つは現地で数回食べたことがある私。ですが、全然そば通ではありませんと前置きしておきます。
南房総はそばの産地ではないけれど、意外とそば屋さんがあることに気づきました。
今回は南房総千倉にあり、店構えが特徴的な「南総庵」をご紹介します。
昔の世界へタイムスリップ!
房総フラワーライン沿いに、ひと際目立つこの店構え、築50年の建物だそうです。カラカラと引き戸を開けて入ると、タイムスリップしたような民芸調の内装の世界が広がります。
船板からつくられたテーブルも、武骨な木の味わいを感じます。
店内の一角で湯気がのぼっているので近づいてみると、囲炉裏に茶釜がありました。茶釜で湯を沸かし、柄杓(ひしゃく)で湯を汲(く)み、お茶を入れます。こちらのお茶はセルフサービスで飲めるので、現代ではあまり触る機会のない楽しい体験ができます。
「あわびそば」ではなく、「天ざるそば」を注文
こちらのお店の看板メニューは、「あわびそば」です。房州特産のあわびが贅沢にのった、磯の香りが楽しめる逸品として、TVや雑誌にも取り上げられています。
けれどちょっと値が張るので(2090円)、地元民の私は手を出さずに「天ざるそば 930円」を注文しました。
そばは二八そばで、のどごし良く、風味も高く美味しいです。天ぷらは、衣が薄めでカラッと揚がっていて、油っぽさがなくあっさりと食べられます。
常連さんらしき男性が「天丼」を注文していたので、そばだけでなく、天ぷらにも定評があることがうかがえます。
そばの後のデザートはコレ!
そばを食べたあと、そば湯を飲んで・・・ごちそうさま。けれど、もうちょっと何か食べたい、つゆのしょっぱさを口直ししたい、そんな時もありますよね。
店内の壁に貼られていたメニューで気になった「黒みつ寒天 290円」を追加注文してみました。
コリコリ食感の寒天に黒みつがかかって出てきました。ところどころに赤えんどう豆も入っていて、アクセントになっています。食後のデザートとしては量があるので、2人でシェアしてもよさそうです。
まとめ
テーブル席だけでなく座敷もあるので、靴を脱いで座りたい時や、小さい子供連れの時に利用するのもいいですね。また、2階もあり20人前後の大人数での利用も可能です。(事前の予約が必要です)
(注:価格は、2018年7月取材時のものです。)
南総庵
営業時間 10:30~19:00
定休日 木曜日
TEL/FAX 0470-44-2615
所在地 千葉県南房総市千倉町瀬戸2920-2
駐車場 店の左右に16台分あり
この記事を書いたのは…

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東京都中野区出身。
2016年春に夫のサーフィン好きから出産と同時に、神奈川県川崎市から南房総市に移住。初めての子育てと慣れない田舎暮らしに、1年以上悩みました。
長年してきたスイーツの企画の仕事もしづらくなり、知り合いも少なく孤独を感じることもあったときに、試しに参加してみた南房総市主催「新しい働き方講座」で、WEBライターについて学ぶ。講座で互いに学び合い、支え合う仲間と出会えたことで、ここでの生活が楽しくなってきました。
仲間から教えてもらった南房総の魅力を知る一方で、地域課題について関心が高まりました。南房総に移住してきて、都会との感覚の違いや、情報の少なさ・古さに気づき、自分たちが感じた不便さを少しでも解消できたら、きっと誰かに喜んでもらえる…。そんな思いで、『南房総ex-press』をつくりました。
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