自然豊かな南房総に数年前から移り住み、この地域には穴場の「低名山(ひくめいざん)」が数多くある! ということを知ってからというもの、山野草を見つけながらのハイキングが私の趣味になりました。
今回はそんな低名山のひとつ「金比羅山(こんぴらやま)」を春に散策し、広がる景色をたっぷり味わってきたのでご紹介します。
道の駅三芳村鄙の里から金比羅山へ
「海老敷(えびしき)金比羅山」は標高208.5m。
林道のハイキングコース近くに、「道の駅三芳村鄙(ひな)の里」があります。そこから金比羅山へ 向かうのがおすすめですよ。
この日は足腰の弱い方と一緒のためハイキングはせず、舗装された道を車で「金比羅山入り口」 まで行きました。
ハイキングの場合は「鄙の里」から1時間ほどで頂上へたどり着くことができます。
「鄙の里」には地元産のとれたて野菜や加工品が並び、休憩スペースやレストランもあるので楽しめます 。
ハイキング前後にゆっくりするのもいいですね!
道の駅駐車場に「周辺ガイドマップ」の看板があります。
そこで金比羅山ハイキングコースを確認し、お手洗いを済ませてから登りましょう。
山頂から広がる景色と琴平神社跡
「金比羅山入り口」から徒歩約5分で頂上に着きます。入り口までは車で行けますが、そこからは歩いて坂道を登ります。
山頂は野原になっていて、見晴らしは開放感たっぷりです!きもちいい~!
房総の田畑や街はもちろん、館山湾や太平洋の海を見渡すことができます。
長く住んでいてもなかなか金比羅山に登る機会がなかった、という方が「こんなに素晴らしい景色を満喫できるなんて…近くにあるのだからもっと早く来ればよかった。」と話していました。
この広大な景色を写真で伝えきれないのが残念なのですが、ぜひ実際に登って感じていただけたらと思います!
山頂には「琴平(ことひら)神社跡」もあり、祠(ほこら)を囲う石垣も印象的でした。 土地や海を一面に見渡せる場所なので、豊穣や漁の安全を祈願して登る人もいたそうです。
桜の季節もおすすめ
春には山頂に大島桜が咲きます。
また、「金比羅山入り口」の通りを山頂へは向かわずに、「二反森(にたんもり)さくらおか」まで向かうと、約2000本の桜の木が植えられ、ソメイヨシノやしだれ桜など10種類近くの桜を楽しめるとのこと。
私が散策したときは4月の初め頃で、残念ながら少し時期がずれてしまいましたが、まだ八重桜は咲いていて、ふんわりとした花が連なりとても美しかったです。
まとめ
「房州低名山」と言われる「金比羅山」。その魅力を、広がる景色と心地よい風の中で感じることができた一日でした。
季節の移り変わりとともに色々な山菜や野花が顔を出すので、また違う季節に登ってみるのもいいですね。
適度な運動と自然の中でリフレッシュできるハイキング。
これからも南房総のおすすめコースを見つけ紹介していけたらと思います!
【道の駅三芳村 鄙の里】
営業時間:9:00~17:00
Tel:0470-36-4116
千葉県南房総市川田82-2
HP:https://hinanosato.jp/
この記事を書いたのは…
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