移住候補地は沖縄!? デュアラーから南房総へ移住
「離島か、陸の孤島が良かった」そう話すのは、神奈川県に住んでいた東條俊行(49歳)さん。
その横で「もうちょっと、都会と離島の中間地点はないかな、と探していた」と話す、奥さんの芽久未さん。
神奈川県に住みながら移住先を探していた2人の目に留まったのは、南房総市と館山市で開催された「移住・定住体験1泊2日モニターツアー」でした。
2017年9月にモニターツアーで初めて訪れた、シェア里山「ヤマナハウス」。
ツアーがきっかけで、2018年1月からヤマナハウスを拠点にデュアルライフ(2地域居住)をスタートしました。
50歳を過ぎるまでは勤めて、1年はゆっくり休み、移住に取り組もうと思っていた東條さん夫妻ですが…。
2019年2月、南房総市へ移住することになったのです。
人とのつながり、ご縁が繋がって
沖縄を訪れ物件を見てはいたものの、話がうまくまとまらず。
その間に、ヤマナハウスでどんどん知り合いが増えていった東條さん夫妻。
そんな中、会社で早期退職者を募る話があり、俊行さんは自ら手を挙げました。
退職が決まり、家を探しはじめてすぐに、現在の家を紹介されて移住。
その後、理想の古民家売物件の話が浮上。
芽久未さんには「百姓屋敷レストランじろえむ」で、研修生として働く話まで舞い込んできました。
それらはすべて、デュアラー(2拠点居住者)としてヤマナハウスに通っている間にできた人脈と、ご縁で繋がっていったのです。
東條さんの家探しの条件
・犬を室内で飼うことができる
・家賃4万円以内
現在の家は4部屋+DKの平屋、畑付
目指すは農業プラスアルファ
将来は新規就農し、自分たちで作った作物を利用して何かをやりたいと思っている東條さん夫妻。
作物を加工して販売するのか、農家民泊をするのか、レストランをするのか。
その辺はまだ固まっていませんが、現在交渉中の古民家物件を軸に、2人の夢は広がります。
研修先の百姓屋敷レストランじろえむは、彼らがやりたいことを実践している人気のお店。
野菜作りはもちろん、その加工や料理、提供方法など、全てが参考になる研修先と言えるでしょう。
家の近くの畑で、野菜を育てている東條さん夫妻。
一気にたくさん採れる収穫物に追われながらも、その加工方法を研究している芽久未さん。
夢に向かって着実にスタートを切った2人のこれからが、楽しみでなりません。
東條さん夫妻から移住希望者へ
現地をしっかり見て、そこに入り、周りの人を知るのが一番。
デュアラーお勧めします!
info
百姓屋敷レストランじろえむのHP http://jiroemu.kikirara.jp/
ヤマナハウスのHP https://yamanahouse.site/