南房総うまいカレー　探訪【1】　ライバック（鴨川市江見）

「南房総にうまいカレーを食べさせてもらえるところはあるのか？」ある日、ふと思いました。
南房総で美味しいもの、といえばまず海の幸が挙げられます。観光で当地を訪れる方も、海の幸を楽しみに来られる方が多いでしょう。
とはいっても、お魚が苦手な方もいらっしゃれば、当地の有名どころの海鮮料理は一通り回り終えたリピーターの方もいらっしゃると思います。
そこでカレー好きの私が「南房総のうまいカレー」を探す旅に出ることにしました。シリーズでご案内しますので、これからよろしくお願いいたします。

地味な外見に惑わされるな！　ここは本格的カレー工房

「ライバック」それが店の名前です。
私は日々、国道128号、通称外房黒潮ラインを行ったり来たりしています。
鴨川方面に向かうとき、道の駅鴨川オーシャンパークの少し手前で、黄色い看板がいつもちらっと目に入ります。
「カレーの店　ライバック」。さほど大きくもなくそっけない看板ですが、気になっていました。

ある日、お料理上手な知人から「美味しいカレー屋さんがありますよ」というお誘いが。
「あるの？　この辺に？」と半信半疑の私。
連れてこられたのがここ「ライバック」。美味しいカレー屋さんってここのこと！
料理が得意な方が美味しい、というのですから間違いなさそう。
お店の地味な外観だけで判断し、これまで入らずにいたのは我が不覚でした。

鯨（くじら）カツカレーなど、ご当地もの、冬にはジビエ料理も

この「ライバック」。メニューは各テーブルに用意されていますが、それだけではありません。
黒板看板に、その日に注文できる一品やスペシャルメニューが、ホワイトボードにはお持ち帰りメニューが、手書きされています。
私だけでしょうか。手書きのメニューだとそれだけで美味しそうに感じるのは。
鯨カツカレーはご当地グルメ。季節によってジビエ料理も供されます。
鹿カツカレー、猪カツカレーなど、ジビエがお好きな方にはたまらないでしょう。

窓からは海　カウンター内のシェフの作業もご覧あれ

「ライバック」は街道沿いにあります。高台ではありませんが、海に近く、窓から海が眺められます。
晴れた日には大きな窓からの眺めがすばらしい。
また、カウンター席に落ち着くと、シェフとコックさんが料理を作る姿を見ることができ、ありがたく感じます。
シェフがオムカレーの卵を割るのを見ました。卵同士をそっと打つようにしてボウルに割り入れます。なるほどこうして卵を割れば、私が作った卵焼きのように「おい、卵の殻がじゃりっとするぞ」などということにはなりません。
仕上げにも注目。スプーンの背にのせたバターが、オムレツの上にそっと丁寧に塗られて完成。
見ているだけで美味しい気持ちになってきます。

まとめ

店名の「ライバック」は、かの「沈黙の艦隊」のヒーロー、ケイシー・ライバックに由来するそうです。

※写真はすべて2018年2月6日に撮影したものです。

【参考URL】
かもがわナビ　カレー工房　ライバック
http://www.kamonavi.jp/ja/shisetsu/FDFE0007.html

【店舗情報】
店名　カレー工房　ライバック
営業時間　11：30～15：00、17：30～20：30（LO）
定休日　木曜日
TEL　04-7099-7877
住所　千葉県鴨川市江見吉浦284-1
平成23年7月OPEN

本記事、続編もよろしくお願いします！

南房総うまいカレー　探訪【1】ライバック（鴨川市江見）＜続編＞

　この記事を書いたのは…

あわみなこ: 千葉県松戸市出身
長らく東京でOLをしていましたが、2014年に東京から南房総市へ移住。今は、パソコン個人指導、事務代行、ホームページの作成、クラウドソーシングなど、できることはなんでもやってサバイバル中。
「自分が自分のボスであること」をモットーに日々過ごしています。
ライターの仕事を通してこの地域はもちろん、世界中の人々とつながって生きていきたいと思っています。趣味はブログ、ヨガ、読書など。
（Webサイト）
◆南房総極楽日記～Good-by 東京　Go Go 和田町！～
http://minamiboso-country-life.com/
◆あわみなこパソコンサポート
http://awaminako.com/
◆～今日も断酒天国～アルコール依存症ぴなこ「今日一日」のためのウェブサイト
http://recovery-from-alcoholism.com/